【マイルCS/追い切り診断】シュネルマイスターを上回る最高評価「S」 「ここが“メイチ”のフシ」

■ソダシ

【中間調整】単勝オッズ1.9倍の1番人気に推された前走・府中牝馬Sはよもやの取りこぼしに終わったが、あくまで“前哨戦”仕上げだったし、イズジョーノキセキの強襲策が見事にハマった感もある。負けて強しの内容。その後は“本番”と見据えたマイルCSに向けて在厩で調整されている。レース8日後の10月23日にはさっそく坂路15-15を消化。以降10月の間は坂路15-15で心身のバランスを整えると、11月2日の2週前追いで負荷を掛けレースが近づいたことを知らせる。1週前追いには不動のパートナー・吉田隼騎手が騎乗しCWでオープン馬を外からマクるハードトレーニングを敢行。相手が目一杯追われて懸命に伸びるところを、手応え優勢でアオり、最後は半馬身抜け出してみせた。5F63秒9(強め)は文句なしの自己ベスト。

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【最終追い切り】レース当週も吉田隼騎手が騎乗し、坂路で併せ馬。大きく先行していた2歳馬に坂の途中で並び掛けると追われてバタつく相手に対し、まったくブレのない走りで圧倒し、あっさり突き抜け2馬身の先着を果たした。まさに貫禄十分の走り。

【見解】須貝厩舎のハードトレに食らい付く心身の頑健さがこの馬の持ち味。4歳秋となってもその姿勢を貫けており、まだ成長曲線は上向きなのかもしれない。最終追いは本来単走で追い切る予定だったとのことだが、直前で併せ馬に変更。楽な相手だったとはいえ、堂々の先着を果たしている。ダメ押しとも言える併せ馬消化で、この後で使うことを考えていない“メイチ”仕上げのフシも感じる。過去にGIを2勝した舞台で、持てる能力をフルに発揮できそうな態勢。

総合評価「S」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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