【マイルCS/追い切り診断】GI馬にまさかの辛口評価「B」 「前走の反動かモタモタした姿」

■サリオス

【中間調整】3歳時の毎日王冠以来勝ち鞍から遠ざかっていたが、秋初戦だった前走・毎日王冠で2年ぶりの勝利を掴む。しかも15年ぶりのコースレコード更新というオマケつきのVだった。その後は在厩で調整。レコード駆けの反動をじっくり癒し、10月27日のウッド併せ馬が中間の初時計だった。以降、慎重にウッドと坂路を併用した調教を重ねる。1週前追いではウッドで準オープン馬2頭を追走。直線半ばでの仕掛けにやや反応の鈍さを感じさせ、1頭と併入、1頭には遅れ入線となっている。

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【最終追い切り】R.ムーア騎手が騎乗し、ウッドで併せ馬。自己ベスト更新の速いラップを刻んで進み、後方からの相手を迎え撃つ。直線で体を並べてから再加速すると、いい手応えを保ったまま半馬身先着を果たした。

【見解】レコード勝ちの反動はさすがに大きかったようで、中間は想定より1週ほど遅れての立ち上げ。1週前追いでモタモタした姿を見せたのも、そのあたりの影響かもしれない。レース当週はかなり速い時計を出せてはいたが、本来輸送を控えてサラっと済ませたいタイミングでハードな内容となったのは誤算だろう。それだけ強くやって問題ないレベルに体調が戻っていること自体は好材料としても、テンション面で一抹の不安を感じるところだ。

総合評価「B」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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