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【オークス/データ攻略】前走・重賞勝ち馬はノーマーク禁物 “1分58秒台”が証明するGI激走率6割超

【オークス/データ攻略】前走・重賞勝ち馬はノーマーク禁物 “1分58秒台”が証明するGI激走率6割超

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今週は東京競馬場でオークス(芝2400m)が行われる。桜花賞を制し、絶対女王の座を確かなものとしたリバティアイランド。すでに過去の名牝と比較されているようにその実力は本物だ。もちろん「ストップ・ザ・リバティアイランド」を目論む陣営も虎視眈々。樫の女王決定戦にふさわしいメンバーが揃った。

過去10年のデータ分析から浮かび上がったキーワードをもとに出走馬を分析していく。ここでは「穴馬データ」としてゴールデンハインドを取り上げる。

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■フローラSの強さは本物

トライアル戦の前走フローラSを逃げ切った馬。開幕週の馬場による恩恵を受けた結果と捉えられそうだが、当時のパフォーマンスは数字面での中身が濃かった。それを証明するデータを今回は別の角度からご紹介したい。

【3歳春のOPクラス東京芝2000mを1分58秒台で勝った馬】
・ダイワキャグニー
・コズミックフォース
・ザダル
・ウインマリリン
・ゴールデンハインド

上記のうち、ゴールデンハインドを除くオークスorダービーに出走した馬は3頭。その3頭のうちコズミックフォース、ウインマリリンの2頭がGIで馬券内に絡んでおり、馬券内率66.7%に相当する。特に単勝223.7倍のダービーで3着激走のコズミックフォースは衝撃的なパフォーマンスと言えよう。

さきほど「開幕週の馬場による恩恵……」と記したが、洋芝丈が長い春の東京開催前半はむしろ差しが決まりやすい。その状況での逃げ切り勝ちにフロックの要素はないだろう。一昨年の勝ち馬ユーバーレーベンと同じゴールドシップ産駒×ラフィアンの馬。ノーマークは禁物だ。

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◆【脚質傾向】優勝候補は“4角7番手”以下の差し 2、3着には伏兵の先行馬が粘る歴史あり

◆【人気傾向】狙うは「ヒモ荒れ」の単勝“2桁”人気 連敗中の1人気に馬券内率75%超

▼競馬ストーリーテラー・田原基成の重賞分析TV「2023オークス-注目馬分析編」

著者プロフィール

田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家
競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。


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