Advertisement

【オークス/前走ローテ】桜花賞組の最多7勝がリバティアイランド「三冠」後押し フローラS組に“伏兵”あり

230521_オークス_前走レース名(-5)

Advertisement

21日に東京競馬場で開催される第84回オークス(GI、芝2400m)のデータを紹介する。

桜花賞を制し牝馬二冠を狙うリバティアイランド、同2着のコナコースト、同3着のペリファーニア、同4着から巻き返しを狙うクイーンCの勝ち馬ハーパー、前走・フローラS2着からGIでの重賞初制覇に挑むソーダズリングらが出走予定。

ここでは過去10年データから、予想のヒントになる「前走ローテ」を分析していく。

Advertisement

◆【オークス2023予想/追い切り診断】コナコーストに迫る高評価「A」 想定“7人気”前後が「人馬一体といった雰囲気」

■桜花賞組が最多7勝と圧倒的

前走・桜花賞組【7.4.5.62】は最多7勝と圧倒している。着順別にみると4着以下【1.2.2.49】は1勝のみとなるが、3着以内は【6.2.3.13】と好走が際立っている。今年、該当するのが1着のリバティアイランド、2着のコナコースト、3着のペリファーニアの3頭。特に、前走・1着でオークスを制した馬は、昨年のスターズオンアース、2020年デアリングタクト、18年アーモンドアイと3勝を挙げており、リバティアイランドの牝馬二冠目を後押ししている。

今年は過去10年で2勝の前走・忘れな草賞組【2.0.1.9】からの参戦がないだけに、より桜花賞組に人気が集中しそうだ。

[オークス(優駿牝馬)]過去10年の前走ローテ

桜花賞【7.4.5.62】 勝率9.0%、連対率14.1%、複勝率20.5%
忘れな草賞【2.0.1.9】 勝率・連対率16.7%、複勝率25.0%
フローラS【1.4.2.38】 勝率2.2%、連対率11.1%、複勝率15.6%
スイートピーS【0.1.0.13】 勝率0.0%、連対率・複勝率7.1%
フラワーC【0.1.0.8】 勝率0.0%、連対率・複勝率11.1%
矢車賞【0.0.1.5】 勝率・連対率0.0%、複勝率16.7%
皐月賞【0.0.1.0】 勝率・連対率0.0%、複勝率100%

前走・フローラS組【1.4.2.38】は、2021年にユーバーレーベンが勝ち星を挙げた1勝のみ。ただし、フローラS組の1着が“伏兵”として馬券に絡んでいる。

Advertisement

フローラSの勝ち馬だった2020年のウインマリリンは7番人気2着、17年のモズカッチャンは6番人気2着に入るなど好走している。今年、フローラSを制したゴールデンハインドが人気薄となりそうで、相手として警戒しておきたい。

◆【オークス2023予想/穴馬アナライズVol.1】想定オッズ“40倍”以上の妙味 「前走で見限るのは早すぎる」

▼その他、過去10年データ傾向
◆【枠順】桜花賞馬・リバティアイランドは連対率0%の“鬼門”に 3年連続馬券内に伏兵が入る

◆【脚質傾向】優勝候補は“4角7番手”以下の差し 2、3着には伏兵の先行馬が粘る歴史あり

Advertisement

◆【人気傾向】狙うは「ヒモ荒れ」の単勝“2桁”人気 連敗中の1人気に馬券内率75%超

オークス(優駿牝馬)2023予想コラム一覧

▼騎手データ
◆【騎手データ】リバティアイランド・川田に“連対率0%”も軸候補 買いは連対率80%のオークス男

▼穴馬予想
◆【穴馬アナライズVol.1】想定オッズ“40倍”以上の妙味 「前走で見限るのは早すぎる」

◆【穴馬アナライズVol.2】単勝“14人気”前後の爆穴 「ポテンシャルは他馬にもヒケを取らない」

◆【穴馬アナライズVol.3】前日“10人気”前後の盲点 「相手の1頭には必ず組み込んでおきたい」

◆【危険な人気馬】連対率100%の有力馬は“消し” 「今回のレースに不向きな脚質」

▼追い切り診断
◆【追い切り診断】コナコーストに迫る高評価「A」 想定“7人気”前後が「人馬一体といった雰囲気」

◆【追い切り診断】桜花賞の好走馬に不満「B」評価 「肝心の反応面がいまひとつ」

◆【追い切り診断】ハーパーを上回る「A」の高評価 「桜花賞以上の迫力とメリハリ」

◆【追い切り診断】連対率100%の実力馬に最高評価「S」 「2400m戦も問題なくこなせそう」

▼データ攻略
◆【データ攻略】「28戦11勝」で目論むリバティアイランド超え “最強のジョーカー”がひと泡吹かす

◆【データ攻略】想定“2桁”人気に「1.2.0.0」 GI馬と接戦演じた舞台で波乱の立役者になる

◆【データ攻略】牝馬三冠馬も該当する「2.1.0.0」 “不安要素ほぼゼロ”で挑む樫の女王の座

◆【データ攻略】前走・重賞勝ち馬はノーマーク禁物 “1分58秒台”が証明するGI激走率6割超

◆【WIN5予想】メインは“リバティアイランドに迫る”末脚自慢も候補 新潟11Rはダ経験馬で「一点突破」

▼血統傾向
◆【血統傾向】距離延長で重賞好走馬に食指 種牡馬データが示す「スタミナ」に期待

◆【血統傾向】才能開花で“2桁”人気が復活の予感 連敗の重賞馬が大波乱を演出する

文●SPREAD編集部


この記事が気に入ったらフォローしよう

最新情報をお届けします