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■リビアングラス
デビューは今年3月。連闘で臨んだ2戦目の未勝利戦で初勝利を挙げ、次走の1勝クラスもなんなく突破すると、重賞初挑戦となった5月のGII京都新聞杯では7番人気3着と健闘した。
このときは前半1000m通過が63秒8のスローペースで、レース全体の上がりが4ハロン45秒7、3ハロン33秒9という後傾の競馬。自身も最後は懸命に抵抗していたものの、サトノグランツら決め手がある馬相手では分が悪かった。
◆【菊花賞2023予想/穴馬アナライズvol.2】「サトノグランツが人気なら、この馬も侮れず」 単勝オッズ“20倍”想定の盲点
前走の2勝クラス・阿賀野川特別は、前半4ハロン目までは10秒~11秒台が続くハイラップ。それでも5ハロン目で13秒台に落とし、息を入れられたことで粘り腰を発揮した。乗り手に従順で、操縦性の高さが窺えたのは成長の証。
前に行きたいのは隣枠に入ったパクスオトマニカくらいで、この馬が逃げれば2番手からの競馬になりそう。2018年と17年の3着馬は、本馬と同じ阿賀野川特別勝ちから臨んだユーキャンスマイルとポポカテペトル。本番の菊花賞では、10番人気、13番人気と伏兵評価だったが、いずれも持ち前の渋太さで波乱を演出している。
ソールオリエンスとタスティエーラが後ろで牽制し合っているうちに、豊富な持久力でそのまま粘り込む形がベスト。過去に高配当を演出した阿賀野川特別勝ち馬が、今年も高配当を届ける。
菊花賞2023 予想コラム一覧
追い切り診断
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◆【追い切り診断】タスティエーラに迫る「A」の高評価 「前走以上の好気配で親仔制覇へ挑めそう」
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データ攻略
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穴馬予想
◆【穴馬アナライズvol.2】「サトノグランツが人気なら、この馬も侮れず」 単勝オッズ“20倍”想定の盲点
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血統予想
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騎手データ
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10/21~22 重賞全頭診断
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馬場・枠順傾向・過去データなど
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◆【枠順】タスティエーラの4枠「0.0.1.15」も逆転可能 サトノグランツはプラスアルファで“馬券内率70.6%”
◆【前走ローテ】タスティエーラに「0.0.0.5」 軸候補は“馬券内率70%”データ該当馬
◆【前日オッズ】ソールオリエンスが単勝2.9倍で不動の人気 上位人気ワンツー決着はゼロ
◆【脚質傾向】ソールオリエンスは“追込”なら黄信号 阪神→京都開催で4角位置取りが明暗分ける
◆皐月賞馬vs.ダービー馬“8対2の歴史”と“83分の2の確率”……それでも、今年はタスティエーラを推す理由
著者プロフィール
山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。