【MLB】佐々木朗希は「NPB出身では史上最高の投手」 米挑戦容認の“令和の怪物”を公式が大特集 世界一獲得のド軍は「有力候補とみなされる」

 

Y.Imoto/SPREAD編集部

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【MLB】佐々木朗希は「NPB出身では史上最高の投手」 米挑戦容認の“令和の怪物”を公式が大特集 世界一獲得のド軍は「有力候補とみなされる」
ロッテ・佐々木朗希 (C) Getty Images

ロッテは9日、佐々木朗希投手がポスティング制度によるメジャーリーグ移籍に向けた手続きを開始すると発表した。かねてからメジャーへの想いを明かしていた23歳右腕に対して、MLB公式は特集記事を掲載して高い関心を寄せている。

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■24年シーズンに2桁勝利を記録

佐々木は高校時代から令和の怪物として注目を集め、大船渡高から2019年のドラフト1位でロッテに入団。3年目の22年シーズンに史上最年少となる20歳5カ月での完全試合を達成し、23年にはワールド・ベースボール・クラシックの優勝メンバーに名を連ねた。ロッテで自身初の2桁勝利を挙げた今オフに、メジャー移籍を目指すことになった。

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MLBも佐々木のポスティング容認に大きな関心を寄せており、「ササキとの契約プロセスにおいて知っておくべきこと」と題した記事を掲載。23歳右腕のプロフィールについて改めて紹介している。

記事内では佐々木について「おそらく日本プロ野球(NPB)出身では史上最高の投手となり、メジャーリーグの舞台で投球するチャンスがある」とその特大のポテンシャルを評価。「ショウヘイ・オオタニやヨシノブ・ヤマモトらと日本代表の一員として、2023年のワールド・ベースボール・クラシックでは7回2/3を投げて11奪三振を記録して話題を集めた」と国際大会での活躍にも触れている。

「彼のスカウティングレポートは?」と題された項目内では、「身長6フィート2インチのササキは、3つ以上のパワーピッチを持つ可能性のある、将来的に第一線になり得る先発投手」とつづられており、「彼の速球は最高時速102マイル、フォーシームは2023年に平均99マイル近くまで上がったが、2024年には平均96.8マイルまで下がった」と佐々木が2023年から24年にかけて、出力を落としたスタイルに変化させたことに言及している。

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また、注目されるポスティングの可能性がある球団については「将来的な収入やワールドシリーズのタイトルを争う機会について、何らかの計算が行われることは間違いない」と、契約金や年俸などの総額が制限される「25歳ルール」の影響を示唆しつつ、「ドジャースは多くの条件を満たしており、ササキを獲得する有力候補とみなされるべきだ」と明言。かねてから噂のある今年のチャンピオンチームを候補に挙げた。

今オフのメジャーの市場において、注目銘柄として急浮上した日本の右腕。23歳での米挑戦を容認された佐々木獲得を巡る攻防には引き続き注目が集まる。

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