ヤンキースからフリーエージェント(FA)になったフアン・ソト外野手がドジャースと面会することを米複数メディアが報じた。
『ESPN』のアルデン・ゴンザレス記者によると、ソトとドジャースは19日(日本時間20日)に南カリフォルニアで面談を予定しているという。
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■「地理的要因を重要視しない」と敏腕記者
今季のFA市場で1番の目玉とされる26歳のソト。ソトはパドレスからヤンキースに移籍した今季、157試合に出場して打率.288、41本塁打、2年連続2ケタとなる109打点、OPS.989をマークし、ヤンキースのワールドシリーズ進出に大きく貢献した。
ソトはすでにヤンキース、メッツ、ブルージェイズ、レッドソックスとの会談を終えており、このたび敏腕代理人として知られるスコット・ボラス氏とともに、ドジャースと面談を予定していることが報じられた。
ドジャースの拠点は西海岸に位置しているため、地理的に不利との見方もされていた。しかし、地元紙『ニューヨーク・ポスト』のジョン・ヘイマン記者は「ソト陣営は地理的要因を重要視しない」とこれを否定しており、ドジャースに移籍する可能性もありえる。
■ソトが入団したら……ドジャース打線を予想
この報道を受けて、現地メディア『ドジャース・ネーション』のノア・カムラス記者は自身のXを更新。
「ドジャースがフアン・ソトと契約するとは言っていない。しかし、もし契約するとしたら、上位打線は次のようになるだろう」とし、ソトが移籍した場合のドジャースの打順を下記のように予想した。
1. 大谷翔平
2. ムーキー・ベッツ
3. フアン・ソト
4. フレディ・フリーマン
これを見たファンからは、「神に祈るしかない」「投げるたびに祈るだろうね」「フレディ、ムーキー、ショウヘイは全員30代。一方、ソトは20代半ばだ。ドジャースは怪我に悩まされているので、ソト獲得に乗り出すのは当然だ」「ソトは、もっとも一緒にプレーしたい選手はオオタニだと公言しており、これが彼にとって唯一のチャンスだ」といった声が上がっている。
また、ドジャースはソト争奪戦に敗れた場合、FAとなったテオスカー・ヘルナンデス外野手の獲得に乗り出す可能性があり、ファンからは依然としてT・ヘルナンデスとの再契約を望む声が多い。
いずれにせよ、この面談はワールドシリーズ優勝球団の来季のチーム編成に大きな影響を与えることになりそうだ。
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