【MLB】ド軍を世界一に導いた満身創痍のフリーマン 米放送局がWS劇的満塁弾を名場面1位に選出「誰が獲得するのか疑問はないか?」

 

Y.Imoto/SPREAD編集部

【MLB】ド軍を世界一に導いた満身創痍のフリーマン 米放送局がWS劇的満塁弾を名場面1位に選出「誰が獲得するのか疑問はないか?」
ドジャースのフレディ・フリーマン(C)ロイター

ドジャースは2024年のレギュラーシーズンに98勝64敗でナ・リーグ西地区を制すると、ポストシーズンではパドレス、メッツを下してワールドシリーズに進出。ヤンキースとの注目の戦いを4勝1敗で制して4年ぶりの世界一に輝いた。

米放送局は今季の名場面を発表しており、1位にはドジャース世界一の引き金になった一打が紹介されている。

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■第1戦のビハインドを救った一打

ヤンキースとワールドシリーズを戦ったドジャースにとってカギを握ったのが第1戦。10月25日(日本時間10月26日)に行われたホーム戦は延長にもつれ込み、ヤンキースが2-3リードのまま10回裏へ。

2死満塁で打席に立ったフレディ・フリーマン内野手が、ネスター・コルテス投手の初球をフルスイング。速度109.2マイル(約175.7キロ)の打球が一直線に右翼スタンドへ突き刺さり、劇的なサヨナラ満塁弾で6-3の勝利に持ちこんだ。

米放送局『MLBネットワーク』は、このフリーマンの劇的弾を2024年の注目トピック第1位に選出。公式Xで「トップの座を誰が獲得するのか疑問はないだろうか?」と問いかけながら紹介し、「フレディ・フリーマンはワールドシリーズの第1戦でサヨナラ満塁弾を放ち、私たちの『2024年トップフィニッシュ』のカウントダウンで1位を獲得した」と言葉を紡いでいる。

なお、フリーマンはレギュラーシーズンで右足首を負傷し、地区シリーズ直前には骨折が判明。満身創痍のなか強行出場を続けたなか、初戦から4戦連発の離れ業を見せ、打率.300、4本塁打、12打点の活躍でMVPに輝いた。大谷翔平投手、ムーキー・ベッツ内野手とともにMVPトリオを形成した35歳のベテランが大舞台でドジャースをけん引した。

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