Advertisement

【有馬記念/追い切りジャッジ】ラストランVを目論むクロノジェネシス、気になる「凱旋門賞のダメージ」は

【有馬記念/追い切りジャッジ】ラストランVを目論むクロノジェネシス、気になる「凱旋門賞のダメージ」は

Advertisement

■クロノジェネシス

【中間調整】前走は仏遠征で凱旋門賞に挑戦するも、異次元の道悪馬場に力を発揮できず0秒9差の7着に終わっている。続くこの有馬記念が当初からの予定通り、引退レース。グランプリ4連覇で花道を飾るべく、中間は意欲的に調整されている。検疫そしてノーザンファームしがらきでの休養を挟み、12月2日に栗東へ帰厩。5日にCW14-14程度ではあったが、軽快に動いて回復ぶりをアピールすると、以降CW中心で徐々に時計を詰めていく。1週前追いでオープン馬トリプルエースを追走。若干だけ反応に鈍さを感じさせたが、最後はこの馬らしい豪快な伸び脚で4馬身の先着を果たした。

◆【有馬記念2021予想/追い切りジャッジ】最高評価「S」は抜群の“操縦性”と“精神力”を誇る有力馬 「動きも申し分ない」

【有馬記念/追い切りジャッジ】最高評価「S」は抜群の“操縦性”と“精神力”を誇る有力馬 「動きも申し分ない」

【有馬記念/追い切りジャッジ】最高評価「S」は抜群の“操縦性”と“精神力”を誇る有力馬 「動きも申し分ない」

【UMAJIN.net-競馬サロン】[有馬記念も対象]30日間無料トライアル&21世紀名牝カレンダー無料プレゼントキャンペーン実施中

【UMAJIN.net-競馬サロン】[有馬記念も対象]30日間無料トライアル&21世紀名牝カレンダー無料プレゼントキャンペーン実施中

【最終追い切り】最終追いは折り合いを気にせず、気分良く走らせることを主眼に馬の後ろで待機させるのではなく、2秒以上先行させた相手を追いかける併せ馬。この日も直線で反応が遅れ先導馬の鞍上が何度も振り返る場面があったが、残り1F過ぎでようやく取り付き併入に持ち込んでいる。チグハグではあったが、ラストで見せた迫力はさすがのものがあった。

【見解】タフなコンディションだった凱旋門賞のダメージは少なからずあるようで、体はしっかりしているが気持ちの面で乗り切れていないのかも。それでも通常軽めで済ますレース2週前の日曜追いで速い時計を出すなど、ラストランをいい状態で迎えるべく手を講じている。最終追いも見栄えはしなかったが、ラストはこの馬らしさ満点で、このひと追いで走れる態勢は整ったはず。最高潮の気配とまでは言えないが、地力と適性で抜けているだけに終わってみれば“あっさり快勝”があっても不思議はない。

総合評価「B」

▼その他追い切り予想
◆【A評価】クロノを上回る高評価は10人気以下の穴馬 ブレのない走りで「躍動感満点」

【有馬記念/追い切りジャッジ】クロノを上回る高評価は10人気以下の穴馬 ブレのない走りで「躍動感満点」

【有馬記念/追い切りジャッジ】クロノを上回る高評価は10人気以下の穴馬 ブレのない走りで「躍動感満点」

◆【A評価】高評価「A」は“意思疎通”を深めた人気馬 精神面に磨きがかかり「気配上々」

【有馬記念/追い切りジャッジ】高評価「A」は“意思疎通”を深めた人気馬 精神面に磨きがかかり「気配上々」

【有馬記念/追い切りジャッジ】高評価「A」は“意思疎通”を深めた人気馬 精神面に磨きがかかり「気配上々」

有馬記念2021予想コラム一覧

▼穴馬予想
◆【穴馬アナライズ-前編】カギはパンサラッサの「大逃げ宣言」 名牝も沈んだ展開に“伏兵”台頭の可能性

◆【穴馬アナライズ-後編Vol.1】“単勝20倍”前後の伏兵 右肩上がりの成長で懸念点を払拭

Advertisement

◆【穴馬アナライズ-後編Vol.2】前日“10人気”前後の盲点 コース相性と展開利で波乱を演出

◆【危険な人気馬-前編】人気の一角は“消し” 世代交代を占う今年最後のGPで「買うべきではない」1頭とは

◆【危険な人気馬-後編】本命・対抗には黄金世代の3歳馬、連下にメロディーレーンを指名する「2つの理由」とは

▼データ予想
◆【データ攻略-前編】連覇を狙うクロノジェネシスを後押しする、「複勝率100%」の追い風

Advertisement

◆【データ攻略-後編】勝負駆けを匂わす人気の盲点、“馬券内率70%超”の「ゴールデンコンビ」で大物喰い

◆【騎手データ】最多4勝の池添謙一を警戒も、信頼すべきは条件合致で複勝率75%を誇る名手

▼その他データ傾向
◆【枠順】エフフォーリアは昨年勝利の5枠に、クロノジェネシスは最多勝利の4枠へ

◆【血統傾向】過去3年で9頭中7頭が該当 浮上した“10人気”前後の穴馬

◆【脚質傾向】上がり最速の差しが活躍も、キタサンブラックの好走から導いた注目すべき馬とは

◆【前走ローテ】菊花賞組が最多4勝と好成績も、クロノジェネシスら凱旋門賞組の気になる点とは

◆【人気傾向】勝率「60%」を誇る1人気を素直に信頼も、2着に人気を落とした「GI惨敗馬」の好走で波乱の可能性

著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


この記事が気に入ったらフォローしよう

最新情報をお届けします