【AJCC/追い切り診断】前走惨敗の伏兵馬に高評価 「狙い通りの仕上がりで臨める」

■ラストドラフト

【中間調整】秋3戦目だった前走・中日新聞杯は9着。物足りない成績だが、先行2頭がワンツーという前残りの流れに泣いたし、3角でゴチャつく不利もあった。立ち回りひとつ違っていれば、着順が大きく変わっていた可能性も。その後は2年連続3着と相性のいいAJCCに向け、在厩で調整されている。しばらくはケアに専念し、1月6日にウッド単走で追われたのが初時計。ここでいい気合いを見せ、秋のダメージが少なかったことをアピール。ウッドでの1週前追いでは10馬身先に行かせた相手に遅れたものの、6F80秒6(強め)と自己ベストに迫る数字を出せていた。

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【最終追い切り】2週前、1週前と同様、最終追いにも戸田調教師が騎乗。ウッド単走で入ると4角あたりで別厩舎の馬を一応の目標に据え、これを外からマクるようにして直線へ。大きく外に持ち出され体は並べなかったが、目標にした相手を問題にせずあっさり抜き去ってゴールした。

【見解】先週、今週と意欲的に長めから速い時計を出しているあたり、不完全燃焼だった昨年秋3戦のダメージは考えなくていいレベルにありそうだ。今週は調教欄的には「単走」扱いだが、目標を視野に入れるとグンと気持ちを乗せ、鞍上の仕掛けにスパッと反応した好内容。調子の波が少ないタイプではあるが、それでもここしばらくでは一番いい状態だろう。目標の一戦に、狙い通りの仕上がりで臨める。

総合評価「A」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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