【皐月賞/追い切り診断】2歳王者の一角に「B」評価 「クラシック」には心もとない

■キラーアビリティ

【中間調整】前走・ホープフルSでは好スタートから流れに乗ると、直線で抜け出し快勝を収めた。絶妙な立ち回りと鋭い小脚が持ち味で、いかにも中山2000m戦で強そうなイメージがある馬だ。その後放牧に出され、どこかで使う可能性も模索されたようだが、皐月賞への直行が1月末に決定。3月15日に栗東へ戻り、19日にCWで15-15を消化したのが帰厩後の初時計。以降、CWオンリーで底力のボトムアップと操縦性の改善を期しての鍛錬が続けられている。1週前追いは横山武騎手が騎乗。CWで2頭を追走し直線半ばで抜け出しかけたが、外2頭の反撃をやすやすと許しそれぞれに遅れ入線に終わってしまった。

◆【皐月賞2022予想/追い切り診断】異例ローテで臨む人気馬に「A」評価 逆風にも“どこ吹く風”

【皐月賞/追い切り診断】異例ローテで臨む人気馬に「A」評価 逆風にも“どこ吹く風”

【最終追い切り】最終追いもCWで、横山武騎手が騎乗。序盤はリズム重視だったが、やや行きたがる素振りを見せた。目標の馬に直線半ばで取りついたが相手の反撃を許し、勢いで見劣る場面も。それでも最後は気持ちを入れ直し、併入に持ち込んだ。

【見解】CWで目立たない馬ではあるが1週前、最終追いと抜け出しかけた直線での切れがいまひとつに終わっている。手前の変換にモタついている感があり、精神面でまだブレがあるのかもしれない。能力は高いし、走り全体の素軽さは上々ながら、クラシックで勝ち負けを争うとなるとやや心もとない状態だ。

総合評価「B」

◆【皐月賞2022予想/追い切り診断】メメリハリある動きで2歳王者を上回る高評価 「持ち前の特徴」を発揮か

【皐月賞/追い切り診断】メリハリある動きで2歳王者を上回る高評価 「持ち前の特徴」を発揮か

◆【皐月賞2022予想/追い切り診断】ドウデュースに文句なしの「S」評価 「戴冠を意識できる」

【皐月賞/追い切り診断】ドウデュースに文句なしの「S」評価 「戴冠を意識できる」

皐月賞2022予想コラム一覧

▼穴馬予想
◆【穴馬アナライズVol.1】想定“8人気”前後 「波乱の使者となる資格は十分」

◆【穴馬アナライズVol.2】単勝オッズ“20倍”以上 「一段上のレベルアップに成功」

◆【穴馬アナライズVol.3】馬券内で“万馬券”射程の爆穴 「明らかに過少評価」

◆【危険な人気馬】イクイノックスは“消し”評価 「不安要素のほうが大きい」

▼データ予想
◆【データ攻略-前編】ドウデュースに「勝率0%」の不安要素 人気の一角には「馬券内率71%」の追い風

◆【データ攻略-後編】厩舎と血統が後押し、波乱を巻き起こす可能性十分の魅力的な穴馬候補

◆【騎手データ】明暗分かれる人気騎手 条件合致で「連対率75%」の人馬とは

▼その他、過去10年データ傾向
◆【枠順】ドウデュースは6枠12番 5年連続で連対中の「4枠」には伏兵2騎が入る

◆【血統傾向】単回収値「206」の穴データに“中山の鬼”一族が該当

◆【脚質傾向】キーワードは「上がり2位」の好位差し 優勝候補は2歳GI馬2騎

◆【前走ローテ】王道ローテは前走・共同通信杯組 “穴”は弥生賞組の人気薄

◆【人気傾向】“幸運”の8番人気に警戒 低評価の重賞ウイナーが穴を開ける

アーリントンカップ2022 データコラム一覧

◆【アーリントンC2022/枠順・騎手データ】過去10年のグラフデータから読み解く狙うべき馬とは

◆【アーリントンC2022/前走ローテ】動く過去10年データグラフから読み解く狙うべき馬とは

◆【アーリントンC2022/人気傾向】過去10年のグラフデータから読み解く狙うべき馬とは

著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


この記事が気に入ったらフォローしよう

最新情報をお届けします