【天皇賞・春/追い切り診断】ディープボンドは“悲願達成”へ「A」評価 「ド迫力の動きを連発」

■ディープボンド

【中間調整】昨年の天皇賞・春ではワールドプレミアのレコード駆けに3/4馬身差及ばすの2着。その後仏遠征、有馬記念2着、阪神大賞典連覇と実績を重ね、昨年の“リベンジ”を果たすべくここへ駒を進めてきた。中間は在厩でケアを施され、3月26日から馬場入りを再開。4月3日に坂路14-14ではあったが、昨年より1週間早い時期に初時計を出している。その後はほぼ予定通りの調整過程で、1週前には和田竜騎手を背にCWで古馬3勝クラスに大きく先着を果たした。

◆【天皇賞・春2022予想/追い切り診断】2強のうち1頭にまさかの「B」評価 「気持ちの面でブレを感じる」

【天皇賞・春/追い切り診断】2強のうち1頭にまさかの「B」評価 「気持ちの面でブレを感じる」

【最終追い切り】最終追いは通例通り和田竜騎手が騎乗し、CW単走。単走とは思えない集中した雰囲気で直線に向くと、ラストは馬自ら気持ちを込めて重心を沈め加速する。ラストのラストで“ダメ押し”とも言うべき負荷を掛けられると四肢を大きく使って伸びた。

【見解】昨年より1週早く乗り出せたのは重馬場で負担が大きかった昨年の阪神大賞典と比べ、今年は消耗度が少なく回復も早かったことの表れだろう。心肺機能などは前走時でほぼ仕上がっており、この中間は微調整程度で大丈夫なのだが、それでも稽古駆けする馬らしくド迫力の動きを連発。最終追いで“ダメ押し”の負荷を掛けることができたあたり、心身ともに高いレベルで安定しているからこそ。鞍上のGIを獲らせてやりたい!という思いが伝わってくる稽古内容だった。悲願達成、濃厚。

総合評価「A」

◆【天皇賞・春2022予想/追い切り診断】テーオーロイヤルに2強を上回る「S」評価 「申し分のない仕上がり」

【天皇賞・春/追い切り診断】テーオーロイヤルに2強を上回る「S」評価 「申し分のない仕上がり」

◆【天皇賞・春2022予想/追い切り診断】タイトルホルダーを上回る「A」評価の爆穴 「完成形へ達した」

【天皇賞・春/追い切り診断】タイトルホルダーを上回る「A」評価の爆穴 「完成形へ達した」

天皇賞・春2022予想コラム一覧

▼穴馬予想
◆【穴馬アナライズVol.1】想定オッズ“2桁”の惑星 「ガラリ一変の可能性あり」

◆【穴馬アナライズVol.2】前走敗戦で“人気落ち”の妙味 「父譲りのスタミナに期待」

◆【穴馬アナライズVol.3】想定“10人気”前後の伏兵 「波乱の立役者はこの馬」

◆【危険な人気馬】「2強」崩しを目論む人気馬は“消し”評価 「追ってからの反応が鈍い」

▼データ予想
◆【データ攻略-前編】タイトルホルダーとディープボンドに明暗、気になる「ゼロ」データとは

◆【データ攻略-後編】波乱の使者は重賞未勝利馬 追い風となる連対率「100%」の強力データ

◆【騎手データ】条件合致で驚異の“連対率100%”に 抜群の安定感を誇るジョッキーとは

▼その他、過去10年データ傾向
◆【枠順】最多5勝「8枠」に有力馬揃い踏み タイトルホルダー8枠16番、ディープボンド8枠18番

◆【血統傾向】想定“下位人気”が単回収値「200」データに該当 「Hペースの消耗戦で浮上」

◆【脚質傾向】菊花賞馬タイトルホルダーに警鐘 理想ポジションは4角「2~5番手」

◆【前走ローテ】日経賞組は「3着以下」に警戒 ディープボンドは“当確”データに該当

◆【人気傾向】2人気は4年連続「4着」 1人気も単勝オッズ“1倍台”にも危険データ

著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


この記事が気に入ったらフォローしよう

最新情報をお届けします