【スプリンターズS/追い切り診断】実績上位のGI馬に低評価「B」 さすがの脚力も「反応の鈍さが気になる」

■シュネルマイスター

【中間調整】昨年5月のNHKマイルC覇者。その後、勝ち鞍こそ昨年秋の毎日王冠のみだが、一線級の相手と戦い続け、崩れたのは自身初の海外遠征だったドバイターフ(8着)だけだ。前走・安田記念(2着)後に秋の目標はマイルCSに置くこと、そしてステップとしてスプリンターズSから始動することを陣営は発表。放牧先のノーザンファーム天栄から9月6日に美浦へ戻っている。8日にはウッドでさっそく3F38秒9-11秒8(馬なり)と、軽快に動いてみせ、緩みのないところをアピール。以降坂路とコースを併用した、いつも通りの調整が順調に進む。1週前追いには横山武騎手が騎乗し、ウッドで2頭を追走。直線ではやや反応にタイムラグがあったものの、悪くない脚を使えていた。

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【最終追い切り】最終追いには厩舎所属で仕上げを任されている嶋田騎手が騎乗。ウッドで2頭を追走する3頭併せを行った。この日も反応がワンテンポ遅れたが、最後は脚力の違いで1頭と併入、1頭には先着している。

【見解】ギアが入ってからの脚力はさすがのものがあるが、1週前追いでは相手を捉えに行く際、そしてレース当週追いでは仕掛けられた相手がギアを上げてきた際と、それぞれの局面で反応の鈍さがあったのが気になるところ。1週前追いでは鞍上が物足りなさを感じたようで、ゴールを過ぎても負荷を掛けていた。その効果か最終追いでは多少なりとも素軽くなったが、それでもGIで勝ち負けというにはいささか心もとない。

総合評価「B」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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