【AR共和国杯/穴ライズ】想定“8人気”前後の惑星 「一発の匂いがプンプンと漂う」

■ブレークアップ

【アルゼンチン共和国杯】6番人気ブレークアップが重賞初勝利 田辺「まさか勝てるとは」

2走前は東京芝2400mのジューンS。3走前の三方ヶ原Sで11着と大きく敗れていたこともあり、ここでは6番人気に甘んじていたが、府中の長い直線で最後までしぶとく逃げ粘り2着に善戦している。この時の勝ち馬は、次走の京都大賞典で重賞初制覇を果たすヴェラアズール。いささか相手が悪かった印象で、敗れはしたものの価値のあるものだった。

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そして6月のジューンS以来、約4カ月ぶりとなった前走の六社Sは、先行集団からレースを進めると、直線で一度は進路が狭くなる不利がありながらも、前が開けると鋭く伸びて測ったかのような差し切り勝ち。ジューンS惜敗のうっぷんを晴らすとともに、この勝利でオープン入りを決めた。

夏を越して一段とパワーアップしたようで、着差はアタマ差とわずかだったものの条件馬との力量差は明白だった。さらに初勝利を挙げた未勝利戦から、2勝クラスを勝ち上がるまでに挙げた3勝はすべて逃げ切ってのもの。好走するには主導権を握ることが必須だったが、戦略の幅が広がったことは大きな武器となるだろう。

芝2400m以上は【1-2-2-0】と複勝率100%を誇るように、この馬にとっては絶好の舞台で、ハンデ54キロも手頃。2度目の重賞挑戦で波乱を巻き起こしてもなんら不思議ではなく、一発の匂いがプンプンと漂う。

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著者プロフィール

山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。


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