【AR共和国杯/追い切り診断】「S」評価は能力をフルに出せるデキ 「前走は次を見据えた仕上げだった」

■テーオーロイヤル

【中間調整】今年2月にダイヤモンドSで重賞初勝利。続く天皇賞・春は勝ち馬タイトルホルダーに1秒2差ではあったものの3着に入っている。前走、秋初戦のオールカマーは5カ月ぶりとすればまずまずの5着。その後、ダイヤモンドSを制した東京のアルゼンチン共和国杯に予定通り駒を進めてきた。ミニ放牧を挟み10月13日から栗東で時計を出し始める。以降坂路とCW併用で徐々に負荷を強め、1週前のCW併せ馬では半兄のオープン馬メイショウハリオをアオって追走併入。鞍上のゴーサインを待ってましたと滑らかな加速ぶりが目についた。

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【最終追い切り】1週前である程度の負荷が掛かっており、関東への輸送を控える今週は坂路で新馬相手に感触を確かめるような軽めの内容。楽に取り付き併走すると、気持ちをスッと乗せて力強い踏み込みができていた。結局まったくの馬なりのまま相手に合わせるようにして併入としている。

【見解】前走は動きこそ良かったが、次を見据えた仕上げだったようだ。この中間は帰厩早々の10月16日に時計こそ平凡ながらCW併せ馬をこなすなど、前走時とは攻めの意欲が違う。ある程度速い時計を出した(=出さざるを得なかった)前走時の最終追いと比較し、今回はバランス調整に徹した緩めの最終調整で済んでいるのも仕上がりがしっかり進んでいるからこそだろう。能力をフルに出せるデキ。

総合評価「S」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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