【エリザベス女王杯/追い切り診断】最高評価「S」はGI未勝利馬 「逆転戴冠の可能性十分」

■ナミュール

【中間調整】前走の秋華賞が5カ月ぶりのぶっつけ。馬体重はプラス20キロという発表だったが、太くは見せずほとんどが成長分だろう。レースでは中団で脚を溜め、直線ではジワジワと脚を伸ばして僚馬スタニングローズに半馬身差の2着に入った。4角で外にヨレるシーンがあり、それがなければ頭まであったかと思える内容で、オークス3着の実績も含め3歳牝馬世代ではトップ級の実力馬と言っていい。エリザベス女王杯進出を視野にいったんノーザンファームしがらきで休養。反動は少なく順調に回復していることから、11月1日に栗東へ帰厩し調整が進められている。3日に坂路単走で追われ、ここでは終いだけ重点ながら終始バランスの取れた走りで、最後はシャープな伸びを披露。GI惜敗の疲れはしっかり癒えたようだ。

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【最終追い切り】レース当週も坂路単走。序盤はリズム重視で進み、ラスト1Fあたりで促され手前を換えるとスパッと切れた。単走とは思えない気合い乗りがあったのはいい。

【見解】前走時も好仕上がりだったが、それでもまた休み明けの分の物足りなさもあった。そこを使われ、走りに芯が入った感じ。ボリュームアップした肉体の操作感に馬が慣れたような雰囲気もあり、より楽に鋭い動きを繰り出せている。逆転戴冠の可能性十分。

総合評価「S」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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