【エリザベス女王杯/追い切り診断】想定“10人気”前後の伏兵に好感触 「本来の力を出せる」

■ウインマイティー

【中間調整】2走前のマーメイドSで10番人気という評価を覆し重賞初制覇。その後4カ月の休みを挟み、秋の初戦だった京都大賞典では中団で立ち回って3着と牡馬相手の別定GIIと考えれば上々の結果を残す。そこから牝馬頂上決戦のエリザベス女王杯へ向かうのは既定路線。在厩で丹念にケアを施され、10月26日にポリトラックコースで5F63秒9(馬なり)と、中間の初時計からいい動きを披露。1週前追いもポリトラックコース単走で終いにグイグイ追われるとラスト1F11秒1(一杯)と豪快に伸びた。

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【最終追い切り】本番でも騎乗する和田竜騎手が跨り、ポリトラック単走。いつも通りコースを大きく使って直線では外ラチ沿いに進路を取ると、鞍上のアクションはほとんどないながら、馬自ら首をリズミカルに使って猛然と加速した。単走とは思えない気迫があったあたり、好感が持てる。

【見解】3歳時の秋華賞で道中包まれるシーンがあって他馬を怖がるようになり、しばらく不振に陥っていた馬。しかし陣営の懸命な対策、そして馬自身の精神面の成長もあいまって本来の力を出せるようになってきたようだ。在厩調整とはいえ、前走後にじっくりケアの時間を取ったことで調教再開後の素軽さは満点。テンションが上がり過ぎず下がり過ぎず、ちょうどいいラインにあるようだ。最終追いは鞍上が意図した通りの豪快な動き。万全の状態でGIへ。

総合評価「A」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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