【ジャパンC/危険な人気馬】復活を期すGI馬は“消し” 「巻き返しの“匂わせ”材料は多いが…」

第42回ジャパンカップ(GI、芝2400m)は昨年の日本ダービー馬シャフリヤールが参戦するも、前走・国内GIで馬券内に入った馬が天皇賞・秋3着のダノンベルーガのみというメンバー構成。前走・京都大賞典で重賞初制覇のヴェラアズールが有力馬に数えられるなど、GIIの常連が大半となる。

そんななか「復活」というテーマもあるのが、今年のジャパンC。前走、天皇賞・秋で5着に敗れたシャフリヤールもそうだが、2年前に牝馬三冠を無敗で達成し、ジャパンCで3着に健闘したデアリングタクトも復活への期待がかかる。しかし今回、「危険な人気馬」のターゲットとなるのが、デアリングタクトだ。

◆【ジャパンカップ2022予想/追い切り診断】シャフリヤールを上回る「S」評価 「まさに本格化」の充実期

■V字回復を期待するのは酷

デアリングタクトは右前肢繋靱帯炎による長期休養を経て、今春のヴィクトリアマイルで約1年ぶりに復帰。2戦目の宝塚記念ではタイトルホルダーの3着に好走し復調を予感させたが、秋初戦のオールカマー、続くエリザベス女王杯でともに6着、上がり馬・ジェラルディーナに1秒差の完敗を喫した。

オールカマーがイン伸びのトラックバイアスのなか、大外から追い込んで末脚不発。エリザベス女王杯は逆に外差し馬場のなか2枠発走と、近2走は“不運”とも言える条件下での敗戦ではあった。

復帰後、ヴィクトリアマイルが前走比プラス22キロ、秋2戦も連続でプラス体重であり、3着と好走した宝塚記念がマイナス6キロだった点から、馬体重を敗因に挙げる声もある。

東京コースは3歳時にオークスで矢のような伸びを見せて戴冠、同年秋のジャパンカップでアーモンドアイとコントレイルに続く3着健闘。復帰戦のヴィクトリアマイルでは直線、一瞬は弾けそうな手応えを見せるなど、得意コースと言える。

英国の剛腕T.マーカンドに乗り替わり、牝馬三冠馬の変わり身に期待したいところだが、2戦連続の1秒差負け、中1週の関東遠征で、V字回復を期待するのは酷というもの。今回はあくまで第2勢力と見なされるだろうが、それでも巻き返しを匂わせる材料は多く、オッズも簡単には下がらない。リスクが大きいここは、デアリングタクトを「消し」とする。

▼その他、穴馬予想
◆【穴馬アナライズVol.1】前日“12人気”前後の爆穴 「人気落ちのここで重い印を打つべき」

◆【穴馬アナライズVol.2】単勝オッズ“2桁”の外国馬 「背景に陣営の色気がプンプンと漂う」

◆【穴馬アナライズVol.3】想定“20倍”以上の刺客 「照準を合わせたローテで一発の可能性」

ジャパンカップ2022予想コラム一覧

▼騎手データ
◆【騎手データ】堅軸も「3着固定で妙味あり」 条件合致で馬券内率“66.7%”の名手

▼追い切り診断
◆【追い切り診断】想定オッズ“20倍”超の伏兵を高評価 「大仕事の可能性」

◆【追い切り診断】シャフリヤールを上回る「S」評価 「まさに本格化」の充実期

◆【追い切り診断】“2強”の一角に辛口評価「B」 「物足りず、良くて平行線」

◆【追い切り診断】前走完敗のGI馬に高評価「A」 「ひと叩きで一気に良化」

▼データ攻略
◆【データ攻略】“10年連続”馬券内の事実 2強のうち1頭に漂う「勝負気配」

◆【データ攻略】連対率“8割”超でGI馬に下剋上 「国際レースで無類の強さ」

◆【データ攻略】前走惨敗の「隠れサウスポー」 “複勝率100%”が波乱を巻き起こす

◆【データ攻略】想定“10人気”前後に食指 「勝率7割」超えの好条件が追い風に

▼血統傾向
◆【血統傾向】想定“10人気”前後に追い風 馬券内率100%の好条件に合致

▼その他、過去10年データ傾向
◆【枠順】2強は連対率わずか“4.3%”の7枠 注目は「2年連続連対」の好枠

◆【海外オッズ】ブックメーカー各社で仏オネストと独テュネスが高評価 1人気はダノンベルーガ

◆【脚質傾向】上がり最速はわずか“1勝” 4角5番手以内から押し切りが主流

◆【前走ローテ】馬券の中心は“秋天”組も、9年ぶり参戦の異例ローテに警戒

◆【人気傾向】2年連続で「1+2+3人気」決着も、今年は“6人気”以下に警戒

◆【動画プレーバック/ジャパンカップ2021】父ディープインパクトに続き突き抜けた無敗の三冠馬 コントレイルが有終の美を飾るGI5勝目

文●SPREAD編集部


この記事が気に入ったらフォローしよう

最新情報をお届けします