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【日本ダービー/追い切り診断】ソールオリエンスを上回る「S」の最高評価 「逆転戴冠の可能性は十分」

 

【日本ダービー/追い切り診断】ソールオリエンスを上回る「S」の最高評価 「逆転戴冠の可能性は十分」

■タスティエーラ

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【中間調整】前走の皐月賞では渋った馬場を苦にせず、いい行き脚から好位6番手あたりの外で軽快に進む。4角手前あたりで促されジワッと加速すると直線で早めに先頭へ。さらにジワジワと加速し後続を突き放しに掛かり、クラシック一冠目は目前……と思われたところ後方から鬼脚を繰り出したソールオリエンスに交わされ、悔しい2着に終わっている。

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タフな中山馬場での力走後だが大きな反動はなく、短期放牧を挟んで日本ダービーで雪辱を期すことに。通常堀宣行厩舎と関係の深いノーザンファームしがらきへ出されるところだが、タスティエーラは異例ともいえるノーザンファーム天栄へ。輸送距離などを考えて関係者の協議による策だが、本来しがらきでタスティエーラを担当している担当者が派遣されたという話もあり、環境変化へ細心の注意を払っているようだ。

5月3日に美浦へ戻り、7日の初時計では坂路2F14秒0-13秒1とスムーズにギアチェンジ。11日にさっそくD.レーン騎手が騎乗してのウッド併せ馬をこなせたあたり、天栄でのケアはよほど順調だったのだろう。18日の1週前ウッド追いにもレーン騎手が騎乗し、GI馬カフェファラオら古馬オープン2頭をあっさり抜き取っている。仕掛けられての躍動感には目を見張るものがあった。

【最終追い切り】レース当週もレーン騎手が騎乗。バランス調整を主眼に、3歳未勝利という楽な相手にウッドで併せ馬を行った。その相手を問題にせず、内から楽々と抜き去って先着を果たしている。

【見解】集中力に課題があり皐月賞時の調教ではチークピーシズやブリンカーを試すなど試行錯誤した経緯のある馬だが、この中間はそのあたりに進境があったようで、鞍上とぴったりと意思疎通ができているのがいい。脚捌きなどは軽快そのもので、伸びもド迫力。心身ともにほぼ万全で、逆転戴冠の可能性は十分だ。

総合評価「S」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。

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