【秋華賞／枠順】ステレンボッシュが「6.0.0.7」ピンかパーの枠に “馬券内率52.6％”該当は伏兵2頭

JRAは11日、第29回秋華賞（GI、芝2000m）の枠順を発表した。

オークス馬のチェルヴィニアは3枠5番、桜花賞との2冠を狙うステレンボッシュは8枠14番、ローズS勝ち馬クイーンズウォークは2枠3番から発走する。

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1 ■人気サイドの内枠に安定感
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■人気サイドの内枠に安定感

阪神開催だった2021、22年を除き、京都で行われた過去10回において、最多3勝を挙げるのが3枠【3.0.1.16】と7枠【3.1.3.22】。次いで8枠【2.0.0.28】、他は4枠【1.3.1.15】と6枠【1.1.1.17】が1勝ずつ分け合う形になっている。

勝ち星を挙げていないのが1、2、5枠だが、1枠は【0.2.3.14】、2枠は【0.2.1.16】と馬券絡みが複数。一方、5枠は【0.1.0.19】と最も成績が悪い。1枠と2枠は、当日5番人気以内なら合わせて【0.4.3.8】複勝率46.7％を記録。脚質問わずに好走しているので、クイーンズウークとミアネーロの押さえは必須だろう。

人気サイドが強い本レースだが、3番人気以内で見ると、5～8枠が【6.0.0.7】勝率46.2％、ピンかパーで単勝回収値142。1～4枠は【3.5.2.7】勝率17.6％、複勝率58.8％で単複回収値ともに102をマークする。ステレンボッシュの8枠は、1番人気ミッキークイーンと3番人気メイショウマンボの勝利のみで2、3着がなく、頭で買うか、バッサリ切るかで馬券を組み立てるのがベターかもしれない。チェルヴィニアは3勝を挙げる3枠で、少なくとも軸としての役割は果たせそうだ。

4～10番人気で見ると、5～8枠が【0.3.3.28】複勝率17.6％で8枠は【0.0.0.6】と全滅。1～4枠は【1.2.4.29】複勝率19.4％となっており、8枠を除けば大きな差はない。

秋華賞は基本的に地の利を活かせる関西馬や関西ジョッキーの活躍が目立つ傾向で、4～9番人気のうち、関西馬×関西騎手が【1.4.7.27】。このうち、前走が上がり2位以内または6位以下で5着以内だった馬が【1.3.6.9】複勝率52.6％、複勝回収値218をマークする。持続力勝負になりやすい秋華賞で、中団から長くいい脚を使えたり、前々で渋太く脚を使って善戦していた関西馬は、8枠以外なら好走の可能性も十分。タガノエルピーダ、ランスオブクイーンはヒモ荒れ候補になりそうだ。