プロ5年目のシーズンへ、広島カープ西川龍馬選手は「打率3割が最低の目標」と定めている。
春季キャンプ中の西川選手にDAZNがインタビュー。昨シーズンは自己最高の138試合に出場し、打率.297、16本塁打64打点を残した西川選手に打率3割へのこだわりを聞いた。
同級生・鈴木誠也とカープを引っ張る存在に
2015年ドラフト5位で入団した西川選手は、1年目から62試合に出場して経験を積むと、その後も出場試合数を毎年増やしていった。
2018年には規定打席未達ながら打率.309、2019年は丸佳浩選手の移籍に伴い外野にコンバートされて1年間レギュラーに定着した。
2020年は規定打席に達しての打率3割を期待されるが、西川選手は「そこは毎年、最低の目標。試合に出る以上はやっていかなければならないなと思っています」と答えた。
毎シーズン順調に成績を伸ばしてきた要因には「身体の大きさ」を上げた。
「(プロ入り後に変わったのは)一番は身体なんじゃないですかね。年々体重も増えてきてるので、大きく変わったといったら身体の大きさなんじゃないですか」
5月1日から6月5日まで27試合連続安打を記録したバットコントロールと、7月に球団新記録となる月間4本の初回先頭打者ホームランを放ったパンチ力を併せ持つ西川選手。
昨シーズンはチーム事情から様々な打順を経験したが、打順へのこだわりはなく「どこでも自信がある」と力強いコメント。
同級生の鈴木誠也選手とともにチームを引っ張っていく役割が期待されることに対しては、「ふたりで引っ張っていけたらなと思っています」と頷いた。
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