【アルゼンチン共和国杯/追い切りジャッジ】条件ベストの有力馬に「A」の高評価 充実一途で「通用の雰囲気漂う」

■アンティシペイト

【中間調整】前走は夏の札幌で行われた準オープン戦・オホーツクS。出遅れがあり、小回り札幌では致命傷かと思われたが外を大きく回した直線で鋭い伸びを見せ、結局1馬身差の勝利。条件戦レベルでは力が違ったと言わんばかりの内容だった。その前走は2000m戦だったが、本来もう少し長いところがいい馬。その後は条件ベストと言えるアルゼンチン共和国杯を目標に、いったん放牧。帰厩後は10月13日に坂路15-15、翌日14日にウッド14-14と、国枝厩舎らしく丹念に本数を重ねて気配を上げる調整が進んでいる。1週前追いはウッドで3頭併せ。終いに気合いを入れられると重心をグンと沈め、手応えにお釣りを残し稽古駆けする相手と併入に持ち込んでいる。

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【最終追い切り】最終追いもウッドで3頭併せ。先週の負荷で十分仕上がっており、今週はまったくの馬なりだったが直線で2頭に挟まれると、馬自ら気持ちを乗せて鋭く伸びる。結局最後までいい手応えを保ち、1頭と併入、1頭に先着した。

【見解】1週前の段階でほぼ万全。今週は確認程度だったが、それでも3頭併せで気持ちを途切れさせない稽古を課すあたりはさすが国枝厩舎と言える。反動を気にせずやれるあたり、体調管理には相当自信がありそう。四肢をこれまで以上に柔軟に使えており、以前より楽にいい時計が出るようになった。充実一途で、初重賞挑戦でも通用の雰囲気が漂う。

総合評価「A」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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