■OP以上の阪神ダ1800m戦では幸英明騎手が勝負強い
ここからはみやこSの気になる騎手データを見ていきましょう。
今年のみやこSに乗り鞍があり、2006年以降の阪神ダ1800mかつOP以上のレースで騎乗経験があるのは次の15騎手です。

[2006年以降]阪神ダ1800mかつOP以上のレースの騎手別成績
まず取り上げたいのが着順と人気のバランスに優れ、連対率21.1%、複勝率47.4%と高い数値を記録する幸英明騎手です。
2012年ジャパンCダートのホッコータルマエ(9人気3着)、2015年アンタレスSのクリノスターオー(6人気1着)、2020年ジュライSのウインユニファイド(9人気1着)のように伏兵級を馬券圏内に持ってくるケースが多く、この条件で買える騎手ですね。また【幸英明騎手】と【7歳以上の高齢馬】の組み合わせはここまで【2-0-1-1】の勝率50%、複勝率75%。数値が更に上昇する見逃せない組み合わせです。同騎手は今年8歳馬のヴェンジェンス(牡8、栗東・大根田)に騎乗予定ですから、この組み合わせには注目が必要ですね。頭まであるかもしれません。
■松若風馬騎手はこの条件で現在2連勝中
また、松若風馬騎手も着順と人気のバランスに優れ、背負う人気を思えば連対率25.0%と優秀です。
昨年までは阪神ダ1800かつOP以上のレースで馬券絡みがなかったものの、今年のアンタレスSではテーオーケインズ(1人気)、太秦Sではライトウォーリア(4人気)をそれぞれ勝利に導いており、一気に買える騎手へと変化。なお、4人気以内なら【2-0-0-0】の勝率100.0%ですから、騎乗馬の人気チェックが必須ですね。
同騎手は今年のみやこSで重賞2勝馬で今回が初ダートとなるダンビュライト(セ7、栗東・音無)に騎乗予定。当日の人気が4番人気以内に推されるようならデータ上チャンス大でしょう。
AR共和国杯2021予想コラム一覧
▼データ予想
◆【データ攻略】勝負駆けを匂わす人気の盲点 「コンビ結成」で課題克服へ
◆【データ攻略】波乱含みの難解ハンデ戦 有力馬を後押しする「好走テリトリー」とは
▼追い切り予想
◆【S評価】オーソリティを上回る「S」評価は人気の盲点 人馬一体で「絶好の状態」
◆【A評価】10人気以下の穴馬に高評価「A」 攻め強化は「得意シーズンの到来」
◆【A評価】条件ベストの有力馬に「A」の高評価 充実一途で「通用の雰囲気漂う」
◆【B評価】連覇を狙うオーソリティ 骨折明け初戦の評価は……
▼穴馬予想
◆【穴馬アナライズ】波乱の立役者は高いポテンシャルを誇示する人気の盲点
◆【穴馬アナライズ】前日20倍前後の穴馬 枠の恩恵で「善戦マン」から脱却へ
◆【穴馬アナライズ】馬具工夫で「ガラリ一変」 巻き返しを狙う伏兵馬に期待
◆【危険な人気馬】今年も“キレ馬”の台頭か 難解なハンデ戦で「買うべきではない」1頭とは
▼その他、データ傾向
◆【脚質傾向】逃げ馬の実績なし、府中長距離で上がり最速を記録した惨敗馬に注目
◆【前走ローテ】昨年覇者・オーソリティの連覇なるか、距離別から見えてくる穴馬とは
◆【人気傾向】上位人気を素直に信頼も、1・2番人気決着は過去10年なし
◆【枠順】オーソリティの連覇に追い風 過去10年で「最多5連対」の良枠に入る
◆【血統傾向】オルフェーヴル産駒が中心視も、一発あるのは「トニービンの血」
著者プロフィール
伊藤大輔(いとうだいすけ)●「UMAJIN.net」編集部
秋田県生まれ。スポーツ関連書籍出版社、競馬専門紙の勤務を経て、現在はUMAJIN .netでライティング、競馬データ解析等を担当。『SPREAD』では主観的要素の強い「馬体解析」と客観的なデータの蓄積である「騎手データ」から、注目すべき馬と騎手を取り上げていく。















