【ジャパンC/追い切りジャッジ】シャフリヤールに辛口評価 「前走のダメージが思った以上に……」

■シャフリヤール

【中間調整】日本ダービー馬として“負けられない一戦”として臨んだ秋復帰戦の前走・神戸新聞杯だったが、よもやの4着敗退。ただし休み明け初戦で終始テンションが高く、切れ味が削がれる不良馬場も災いしたようだ。同じく休み明けだった共同通信杯でも勝ち切れておらず、ガス抜きが必要なタイプなのかもしれない。その後は菊花賞に目もくれず、狙うはジャパンカップ一本。10月19日に栗東へ戻り、乗り込みが再開されている。タフなコンディションだった神戸新聞杯のダメージを考慮してか立ち上げにじっくり時間を掛け、初時計は27日の坂路15-15、翌28日もCWで15-15と当初の攻めは慎重。11月7日の坂路追いでようやく速いところをやり、ここからジワジウと時計を詰めていく。18日のCW併せ馬で終い重点ながら気合いを入れ、古馬2勝クラスをアオって先着した。

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【最終追い切り】2週続けてウッドで負荷を掛けられており、ひと通りの鍛錬は完了。これまで同様、最終追いでは坂路で反応を確かめる程度の内容となった。相手に楽に取り付き、リズム重視で進む。ただしラストは相手の勢いが勝り、格下馬を突き放すことなく併入までだった。

【見解】前走のダメージが思った以上に深かったのか、入厩後の立ち上げが相当慎重だったのは気になるところ。調整が本格化してからもテンション面を気遣い、攻め切れていない印象がある。そのあたりが若干ではあるが格下馬に見劣った最終追いに現れたのかもしれない。名門厩舎が時間を掛けて仕上げており、力を出せる態勢なのは間違いないが、それでもまだ良化の余地を残していそう。

総合評価「B」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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