5日に中京競馬場で行われる第22回・チャンピオンズカップ(GI、ダ1800m)の過去7年データを紹介する。
ダート初挑戦の白毛馬・ソダシ、武蔵野Sで2着と衰えの知らないエアスピネル、前走シリウスSを制したサンライズホープ、その他チュウワウィザード、ケイティブレイブ、テーオーケインズ、ダノンファラオに加え、地方の雄カジノフォンテンも参戦し、ダートGIに相応しい豪華メンバーが集結した。
ここではチャンピオンズカップ(14年~)が行われた過去7年データを基に、予想のヒントになる「脚質傾向」を分析していく。
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■差しや追い込みよりも先行が有利か
過去10年、逃げ【0-0-3-5】、先行【4-3-2-17】、差し【1-2-1-34】、追込【2-2-1-32】と中団で競馬を運ぶことが出来る馬が活躍している。中でも先行脚質は最多4勝を挙げ、馬券内に9回好走している。昨年のインティや14年に制したホッコータルマエなど強力な先行脚質を武器としている馬がリピーターとして好走しているが、今年はカジノフォンテンやインティ、クリンチャーに加え、芝で先行して結果を残しているソダシの出走により例年に比べ先行争いが激化する可能性もあり、「先行馬の見極め」が必要になってくるだろう。
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また、上がり3Fの順位ごとの成績は以下の通り。
1位 【2-1-1-4】 勝率25.0%、連対率37.5%、複勝率50.0%
2位 【3-2-0-3】 勝率37.5%、連対率62.5%、複勝率62.5%
3位 【0-1-0-7】 勝率0.0%、連対率12.5%、複勝率12.5%
4・5位 【1-1-1-9】 勝率8.3%、連対率16.7%、複勝率25.0%
6位~ 【1-2-5-65】 勝率1.4%、連対率4.1%、複勝率11.0%
チャンピオンズカップは上がり3Fでキレのある末脚を繰り出せる馬の好走が目立っており、なかでも上がり最速の末脚馬は単勝回収値「365%」が示す通り、度々波乱を巻き起こしている。昨年のチュウワウィザードは4番人気ながら上がり最速の末脚で差し切り勝利、2018年にはウェスタールンドが8番人気の低評価ながら上がり最速で2着に好走、16年の上がり最速馬サウンドトゥルーは6番人気で勝利するなど、波乱を演出している。
一方で、上がり最速馬を上回る3勝を挙げているのが「上がり2位」の馬。連対率、複勝率はともに62.5%でトップの数値を誇っており、2019年のクリソベリル、18年のルヴァンスレーヴ、17年のゴールドドリームらがそれぞれ上がり2位をマークする末脚を繰り出し勝利していた。
ここは素直に上がり1位と2位の馬を見極め、素直に信頼し馬券を組み立てることが的中のヒントに繋がりそうだ。
▼その他データ傾向
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チャンピオンズカップ2021予想コラム一覧
▼穴馬予想
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▼追い切り予想
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▼データ予想
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文・SPREAD編集部