【天皇賞・秋/脚質傾向】4角5番手以内の“横綱競馬”が主流 勝算ありのジャックドール

※天皇賞・秋における過去10年間の脚質傾向

30日に東京競馬場で行われる第166回天皇賞・秋(GI、芝2000m)の過去10年データを紹介する。

今春のドバイシーマクラシックを制した昨年の日本ダービー馬シャフリヤール、札幌記念で重賞2勝目を飾ったジャックドール、ドバイターフでGI初制覇を飾ったパンサラッサら古馬勢に、今年の皐月賞と日本ダービーで2着のイクイノックス、皐月賞馬ジオグリフら3歳勢が挑む。

ここでは予想のヒントになる「脚質傾向」を分析していく。

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■3歳勢は好位追走ならチャンスも…

過去10年、逃げ【0.0.2.8】、先行【4.5.2.27】、差し【6.4.3.54】、追込【0.1.3.41】と、好位差しが主流の舞台。4角5番手以内は【6.5.5.41】と過半数を占め、10番手以下になると【2.3.4.56】と苦戦を強いられる。

※天皇賞・秋における過去10年間の脚質傾向

過去10年、1番人気の馬が4角5番手以内に位置したケースでは【5.2.1.0】。いわゆる“横綱競馬”が天皇賞・秋で多く見られている。

それを象徴するように、上がり3F1位の【4.5.2.3】に対し2・3位は【4.2.2.8】と互角の数値。上がり3F1位が制したのは2017年のキタサンブラックだが、この年は不良馬場であり、良馬場では14年のスピルバーグまで遡ることになる。

今年、人気上位のうち、イクイノックスダノンベルーガジオグリフの3歳勢は日本ダービーで後方からの競馬を見せているが、いずれも皐月賞では好位からレースを進めていた。どちらの戦法を取るか次第で、天皇賞・秋のウイニングポジションから遠のくことになる。

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■ジャックドールは前走が好内容

古馬勢を見ると天皇賞・秋で理想のポジションに位置しそうなのが、ジャックドールか。前走・札幌記念では4番手に控えて結果を出し、天皇賞・秋の勝利をたぐり寄せるレーススタイルを手に入れた。

シャフリヤールも日本ダービー以降は好位差しの競馬が板に付いており、好発から番手に構え前を捉えたドバイシーマクラシックが真骨頂。その時の鞍上、C.デムーロ騎手とのコンビなら信頼していい。

一方、今回もハナを奪うであろうパンサラッサは過去10年で【0.0.2.8】の数字が示すとおり苦戦必至。2016年のエイシンヒカリ、13年のトウケイヘイローは2番人気で2桁着順に沈んでいる。

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文●SPREAD編集部


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