【有馬記念/追い切り診断】2強の一角は“2番手”評価「A」 「唸るような雰囲気の春に一歩及ばず」

 

【有馬記念/追い切り診断】2強の一角は“2番手”評価「A」 「唸るような雰囲気の春に一歩及ばず」

■タイトルホルダー

【中間調整】今年前半は天皇賞・春を7馬身差V、宝塚記念をレコード勝ちとGI連勝。ゆえに日本馬初の凱旋門賞制覇を大きく期待されたが、逃げバテしての11着に終わっている。やはり「種目は同じでも別の競技」だったということか。その後、帰国直後の検疫中に有馬記念への出走が表明されており、失意の敗戦でもダメージはそこまでではなかったようだ。放牧先から11月16日に美浦へ戻り、当初は15-15程度をこなす慎重な立ち上げ。12月に入ってから徐々に調教の強度が上げられてきた。1週前のウッド併せ馬には横山和騎手が騎乗し、古馬2勝クラスをアオって楽に半馬身先着を果たしている。

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【最終追い切り】レース当週も横山和騎手が騎乗しウッド併せ馬。2頭を追走し、直線では最内へ。機敏に手前を換え、終始楽な手応えを保って1頭と併入、1頭に先着としている。気持ちがしっかり乗っており、踏み込みも力強かった。

【見解】いつも稽古でしっかり動く馬らしく、今回も上々の動き。海外帰りでどうしても慎重になる分、入厩からしばらくは攻め手は緩かったが1週前、そして当週でしっかりカバーてきているようだ。唸るような雰囲気だった春にはあと一歩だけ及ばないものの、好調域にあると言っていい。

総合評価「A」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。