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【有馬記念/追い切り診断】タイトルホルダーを上回る最高評価「S」 「前走同様かそれ以上の迫力」

 

【有馬記念/追い切り診断】タイトルホルダーを上回る最高評価「S」 「前走同様かそれ以上の迫力」

■イクイノックス

【中間調整】春は皐月賞、日本ダービーといずれも差のない2着。古馬との闘いにシフトした秋初戦の前走・天皇賞はパンサラッサが異次元レベルの逃げを打ち、後続にとってはかなり難しいレース運びを強いられたが、まさに鬼脚と言える瞬発力から完勝を収めている。その後数日は厩舎でケアを施され、福島県のノーザンファーム天栄へ短期放牧に。回復にはある程度時間を要するタイプで、ジャパンCは見送り有馬記念へ駒を進めることが11月上旬の段階で決定した。その後予定通り12月1日に美浦へ帰厩。4日に坂路14-14、7日にウッドで終い1F12秒8を出しており、前走の疲れはしっかり抜けたもよう。1週前追いにはC.ルメール騎手が騎乗し、7Fから時計を出す意欲的な併せ馬を消化。先行した準オープン馬に合わせるように楽々と併入を果たした。

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【最終追い切り】総仕上げのレース当週は前走同様ウッド3頭併せの真ん中に陣取る形。最優勢の手応えで早々に抜け出しにかかり、追いすがってきた左右2頭を軽くいなすようにして、最先着を果たしている。

【見解】疲れの問題からワンシーズンに2走が限界の馬。前走の天皇賞・秋が本命で、余力があれば有馬記念も、という青写真だったことは想像に難くない。とはいえ、この中間の動きは前走同様かそれ以上の迫力あり。日曜追いでは坂路で終いに目一杯負荷を掛けるメニューをこなしており、異変と言えば異変だが、体質強化したからこそ、ここで追加のスパイスを加えることができたとも考えられる。文句なしの状態。

総合評価「S」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。