【有馬記念/脚質傾向】逃げ切りはキタサンブラックのみ、タイトルホルダーはハナか番手か

 

[有馬記念]過去10年の脚質傾向
[有馬記念]過去10年の脚質傾向

25日に中山競馬場で行われる第67回・有馬記念(GI、芝2500m)の過去10年データ分析を紹介する。

ファン投票1位を獲得し史上15頭目の春秋グランプリ制覇がかかるタイトルホルダー、前走天皇賞・秋を制したイクイノックス、昨年の覇者で年度代表馬のエフフォーリア、エリザベス女王杯を制したジェラルディーナ、ジャパンCの覇者ヴェラアズールら、GI馬7頭を含む16頭が出走予定だ。

ここでは予想のヒントになる「脚質傾向」を分析していく。

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■4角2~5番手がウイニングポジション

過去10年、逃げ【1.0.1.9】、先行【4.2.2.27】、差し【3.6.4.48】、追込【2.2.3.46】と、数字で見ればイーブンに近い傾向にある。

[有馬記念]過去10年の脚質傾向

ただし、追込には【2.1.1.1】のマクリが含まれ、たとえば2020年優勝のクロノジェネシスは道中12番手を追走し、3コーナー手前から進出、4角3番手で押し切った。コーナー6回で道中のペースが緩く、直線は中央4場の中では最短となる約310m。直線一気は決まりにくい。

ウイニングポジションは【7.4.4.39】を誇る4角2~5番手。昨年優勝のエフフォーリアは4角5番手、同2着のディープボンドも同じく5番手で回った。前年にマクリで優勝したクロノジェネシスは、この年は4角8番手で3着。やはり4角5番手以内に位置しておきたいところだ。

イクイノックスは日本ダービーが4角14番手、天皇賞・秋は4角9番手。春の皐月賞では4角3番手で回っているだけに、今回どのポジションでレースを運ぶかがカギとなる。

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ヴェラアズールは京都大賞典とジャパンCを見てのとおり、脚質は差し・追込タイプ。ジェラルディーナはヴェラアズールより1列前で運べそうだが、それでも差しの競馬が板に付いている。今年2戦で行きっぷりが鈍いエフフォーリアは復調すればウイニングポジションで運べそうだが、安定味があるのは先行押し切りのディープボンドのほうか。

逃げは過去2回、馬券に絡んでいるが、2015年3着と17年優勝のキタサンブラックのみ。基本的に逃げ切りは困難で、タイトルホルダーが他馬に行かせるのかハナを奪うのかにより明暗は分かれそうだ。

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文●SPREAD編集部