【有馬記念/穴ライズ】想定“6人気”前後の惑星 「好材料づくしで不安要素を相殺」

 

【有馬記念/穴ライズ】想定“6人気”前後の惑星 「好材料づくしで不安要素を相殺」

■ボルドグフーシュ

前走の菊花賞は例によって後方待機策から、上がり最速の差し脚で勝ち馬に迫り、アスクビクターモアをハナ差まで追い詰めての2着。7番人気の伏兵馬による大金星とは惜しくもならなかったが、地力が必要な阪神芝3000mで世代上位の脚力とスタミナを示してみせた。また、これまでは大外を回す大味な競馬が多かったが、このときは馬群を割って進出していたように器用さにも進展あり。3歳馬らしく、充実の秋を迎えて一戦一戦着実に力を付けている。

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末脚が堅実な馬で、これまで9戦して7戦で上がり3ハロン最速をマーク。今回はタイトルホルダーが先手を主張しそうなメンバー構成で、道中は厳しい流れになりそうなだけに、この馬の決め手が生きる展開になる公算が高い。自慢の豪脚で、まとめて差し切りたい。

初の関東遠征と直線の短い中山は未知数だが、目下の充実ぶりに加え、この舞台で有利の2枠、前走で見せた長距離適性、そして古馬より2キロ軽い55キロという好条件づくしで、不安材料を相殺する。先日、調教師試験を合格した鞍上・福永祐一も今回がラストグランプリとなるだけに力も入る。一発の可能性は十分に秘めていると見た。

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著者プロフィール

山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。