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【AJCC/血統傾向】想定単勝オッズ“2桁”の伏兵 馬券内率「6割超」の巻き返しに期待

 

【AJCC/血統傾向】想定単勝オッズ“2桁”の伏兵 馬券内率「6割超」の巻き返しに期待

22日に中山競馬場で行われるアメリカJCC(GII、芝2200m)の「血統傾向」を分析する。

2018年以降のアメリカJCCで3着内に入った種牡馬データを集計した下記の血統表をもとに推奨馬2頭を紹介する。ここでは、そのうち1頭を紹介する。

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種牡馬成績の図をみていくと、ディープインパクト産駒が1勝も挙げられておらず、【0.1.0.3】という成績。出走馬自体4頭と少ないがそのうちの3頭は2番人気以内の馬であった点を踏まえると低調だと言える。同じようにキングカメハメハ産駒【0.0.1.5】や、ハーツクライ産駒も未勝利といったように主流血統が苦戦を強いられているレースだ。

そんな中、ルーラーシップ、ステイゴールド、トーセンホマレボシ、ドリームジャーニーといった好走している種牡馬の共通点はノーザンテーストを内包していること。2018年はステイゴールド産駒のマイネルミラノが8番人気で3着に好走するなど内包馬がワンツースリー決着。さらに昨年も同じくステイゴールド産駒のマイネルファンロンが11番人気で2着に激走するなど2020年から連続で連対しており、その勢いは継続中だ。

このようにノーザンテースト内包の種牡馬が好走している要因は中山芝2200mのコース形態にカギがある。直線の入り口がスタートで、最初のコーナーまで約430mと長いホームストレッチ。序盤から高低差2.4mの急坂もあり、隊列は決まりやすくペースは落ち着く傾向。しかし、2コーナー付近から下り坂で、最後の直線で再び急坂を迎えるなどアップダウンがあり、パワーとスタミナが求められる舞台だ。そこで、パワーとスタミナに富んだノーザンテーストの血が台頭しているのだろう。

今回ノーザンテーストを内包するルーラーシップ産駒の馬に注目する。

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■エヒト

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父は2012年の香港GI・クイーンエリザベス2世Cを制したルーラーシップ、母は3勝クラス馬・ヒーラ、母父はディープインパクトという配合構成。3走前の七夕賞では大外枠から好スタートを切ると、好位から抜け出して重賞制覇。前走のチャレンジCでも3着に好走するなど近走の充実ぶりが目立つ1頭だ。

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また血統面でも推せるポイントがあり、父キングマンボ系×母父ディープインパクトという血統配合の牡馬は、2018年以降、前走に阪神の芝重賞を使った馬が強くその成績は【4.6.3.8】、勝率19.0%、複勝率61.9%、単回収値163。先週、カーバンクルSを勝ったジュビリーヘッドも前走は京阪杯で10着に敗れていたが、巻き返して勝利。昨年エヒトが七夕賞を勝った際も前走は阪神で行われた京都記念7着からの巻き返しだったように前走の着順は問わず好走馬を多く出している。それを踏まえればチャレンジCで3着した時よりさらにパフォーマンスを上げてきても驚かない。

さらにエヒトは昨年、当レースで9着と敗れているが、直線で不利があるなどスムーズならばと思わせるレースぶりでレース適性も心配なし。以上のことより今回は人気の盲点になりそうなこの馬を推奨する。

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文●中井達也(SPREAD編集部)

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