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【AJCC/血統傾向】前走大敗から巻き返しの予感 単回収値「444」の妙味は無視できない

 

【AJCC/血統傾向】前走大敗から巻き返しの予感 単回収値「444」の妙味は無視できない

22日に中山競馬場で行われるアメリカJCC(GII、芝2200m)の「血統傾向」を分析する。

2018年以降のアメリカJCCで3着内に入った種牡馬データを集計した下記の血統表をもとに推奨馬2頭を紹介する。ここでは、そのうち1頭を紹介する。

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種牡馬成績の図をみていくと、ディープインパクト産駒が1勝も挙げられておらず、【0.1.0.3】という成績。出走馬自体4頭と少ないがそのうちの3頭は2番人気以内の馬であった点を踏まえると低調だと言える。同じようにキングカメハメハ産駒【0.0.1.5】や、ハーツクライ産駒も未勝利といったように主流血統が苦戦を強いられているレースだ。

そんな中、ルーラーシップ、ステイゴールド、トーセンホマレボシ、ドリームジャーニーといった好走している種牡馬の共通点はノーザンテーストを内包していること。2018年はステイゴールド産駒のマイネルミラノが8番人気で3着に好走するなど内包馬がワンツースリー決着。さらに昨年も同じくステイゴールド産駒のマイネルファンロンが11番人気で2着に激走するなど2020年から連続で連対しており、その勢いは継続中だ。

このようにノーザンテースト内包の種牡馬が好走している要因は中山芝2200mのコース形態にカギがある。直線の入り口がスタートで、最初のコーナーまで約430mと長いホームストレッチ。序盤から高低差2.4mの急坂もあり、隊列は決まりやすくペースは落ち着く傾向。しかし、2コーナー付近から下り坂で、最後の直線で再び急坂を迎えるなどアップダウンがあり、パワーとスタミナが求められる舞台だ。そこで、パワーとスタミナに富んだノーザンテーストの血が台頭しているのだろう。

今回ノーザンテーストを内包するステイゴールド系の馬に注目する。

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■バビット

父は2010年の宝塚記念覇者で同年の凱旋門賞2着のナカヤマフェスタ。母父はスプリンターズSや仏GIのジャック・ル・マロワ賞など国内外のG1レースで5勝を挙げたタイキシャトル、伯父に2012年の中日新聞杯と新潟大賞典で2着になったダンツホウテイがいるという配合構成。

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バビットは3歳重賞のラジオNIKKEI賞、セントライト記念を連勝するなど早くから頭角を現したが、その後は菊花賞10着、有馬記念13着と振るわずフタ桁着順が続いていた。しかし、屈腱炎による1年半以上の長期休養明けだった2走前のオールカマーで4着と復調気配を伺わせる走りをみせた。前走の天皇賞・秋では15着と大敗しているが、GIIのこのメンバーなら一変があってもおかしくないだろう。

また父ナカヤマフェスタの牡馬は、芝の2200m以上のレースに出走すると【14.3.6.103】、勝率11.1%、複勝率18.3%、単回収値307と高い勝率をマークしており、回収値を見てもアタマで狙うのが妙味と言えそうだ。なかでも14頭立て以下の右回りのレースに絞ると【10.3.3.39】、勝率18.2%、複勝率29.1%、単回収値444とハイアベレージを記録している。今回は14頭立てと比較的にもまれにくい頭数に落ち着いたこともこの馬にはプラスに働きそうで、ストレスなく逃げられれば一発もありそうだ。

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文●中井達也(SPREAD編集部)