Advertisement

【AJCC/追い切り診断】4歳馬一角に高評価「A」 「年明けGIIを戦うにあたり申し分のない状態」

【AJCC/追い切り診断】4歳馬一角に高評価「A」 「年明けGIIを戦うにあたり申し分のない状態」

■ガイアフォース

【中間調整】昨年夏の1勝クラスで7馬身差のレコードV。そこからひと息入れて臨んだ初重賞挑戦のセントライト記念では、日本ダービー3着馬アスクビクターモア相手に渋太く競り勝った。ゆえに前走・菊花賞では1番人気に支持されたものの、1枠1番スタートが仇となったようで動きづらい場面が続き1秒6差の8着に終わっている。レース後しばらくは有馬記念を念頭に厩舎へ置かれていたが、勝利経験のあるコースで仕切り直すべくアメリカJCCを目標にいったん放牧へ。12月下旬に栗東へ戻り、31日に坂路で初時計。以降いつも通り、坂路オンリーでの調整が進んでいる。1週前の坂路併せ馬には新コンビを組むC.ルメール騎手が跨り、仕掛けられると躍動感あふれる動きで大きく先着を果たした。

◆【アメリカジョッキークラブカップ2023予想/データ攻略】有馬記念勝ち馬がフラッシュバック 「2.0.0.0」×血統×馬主が導く激走のサイン

【最終追い切り】長岡騎手が騎乗し坂路単走。1週前に速い時計を出しており、輸送を控えるレース当週は終い重点で反応を確認する程度だった。走路が混雑していても自分の走りに集中し、ラストは気持ちを乗せて鋭伸できていた。

【見解】常に稽古ではよく見せる馬らしく、この中間もキビキビと動ている。1週前、最終追いと弾むような脚捌きを見せており体調面はかなり良さそう。欲を言えばあと1枚だけギアを上げて欲しかったところだが、年明け初戦のGIIを戦うにあたっては申し分のない状態と言える。

総合評価「A」

▼その他、追い切り診断
◆【追い切り診断】ガイアフォースを上回る「S」の最高評価 「勢いを持続し、さらに上昇」

◆【追い切り診断】連敗中の実績馬は辛口「B」評価 「併せ馬で気迫不足が気になる」

◆【追い切り診断】実績馬を上回る高評価「A」 「ひと息入った影響なく、リフレッシュ◎」

アメリカジョッキークラブカップ2023予想コラム一覧

▼騎手データ
◆【騎手データ】条件合致でルメールを上回る“連対率7割超” アタマで一発狙える大ベテランとは

Advertisement


▼データ攻略
◆【データ攻略】人気一角を後押しする「連対率75%」 「トレンド血統」が中山芝で活きる

◆【データ攻略】前走“2桁”着順の馬に「勝率100%」 「圧勝」の過去を持つ条件で誓うリベンジ

◆【データ攻略】有馬記念勝ち馬がフラッシュバック 「2.0.0.0」×血統×馬主が導く激走のサイン

◆【データ攻略】この舞台での「馬券内率100%」 想定“10人気”前後の穴馬が波乱の使者に

▼穴馬予想
◆【穴馬アナライズVol.1】前日“10人気”前後の爆穴 「前走は不利でノーカン、再度の見直し可」

◆【穴馬アナライズVol.2】想定オッズ“30倍”前後の盲点 「外回りと別定戦の条件好転で一発」

◆【穴馬アナライズVol.3】単勝オッズ“2桁”想定の妙味 「重賞大敗が嫌われるなら相当オイシイ」

Advertisement


◆【危険な人気馬】人気の4歳馬一角は“消し” 「重賞実績と距離経験が必須の舞台」

▼血統傾向
◆【血統傾向】想定単勝オッズ“2桁”の伏兵 馬券内率「6割超」の巻き返しに期待

◆【血統傾向】前走大敗から巻き返しの予感 単回収値「444」の妙味は無視できない

▼その他、過去10年データ傾向
◆【枠順】人気一角は馬券内率8割の6枠に 好枠の7枠にエピファニーが入る

◆【前走ローテ】重賞・GI組が毎年2頭は馬券内 4連勝中エピファニーの評価は…

◆【脚質傾向】先行が最多7勝と活躍も、中山芝重賞で「パーフェクト連対」は差し

◆【動画プレーバック/アメリカジョッキークラブカップ2022】3人気キングオブコージが後方から上がり最速の脚で1年8カ月ぶりとなる重賞2勝目を挙げる

著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。

UMAJIN.net 20日間無料キャンペーン