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【東京新聞杯/血統傾向】単勝回収値「520」の条件に合致 想定“10人気”以上が再び波乱の使者に

 

【東京新聞杯/血統傾向】単勝回収値「520」の条件に合致 想定“10人気"以上が再び波乱の使者に

5日に東京競馬場で行われる東京新聞杯(GIII、芝1600m)の「血統傾向」を分析する。

2018年以降の東京新聞杯で3着内に入った種牡馬データを集計した下記の血統表をもとに推奨馬2頭を紹介する。ここでは、そのうち1頭を紹介する。

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種牡馬成績をみていくと、サンデー系種牡馬が4勝を挙げる活躍を見せていることがわかる。しかしトップ種牡馬ディープインパクト産駒は【1.2.1.16】、勝率5.0%、複勝率20.0%、単回収値39と低調。2015年はヴァンセンヌ、16年はスマートレイアーが勝利し連覇するなど、14年から20年まで7年連続で連対する活躍ぶりだったが、近2年は掲示板に入るのがやっとの成績。完全に勢いをなくしており、今年出走予定のファルコニアにとっては厳しい傾向と言えるだろう。

同様にノーザンダンサー系の種牡馬も【0.0.0.9】と不振。一昨年の2番人気・トリプルエースが7着に敗退したように上位人気馬の敗退もあって、上位人気馬だからと言って信頼するのは危険と言えるだろう。

今年も、1番人気濃厚のナミュール(ハービンジャー産駒)や前走の京都金杯で3着に入ったプレサージュリフト(ハービンジャー産駒)などが出走を予定しているが、今回は評価を下げたいところだ。

そんな中、近年台頭しているのが、ハーツクライ産駒で【2.2.1.2】、勝率28.6%、複勝率71.4%、単回収値154、複回収値241と抜群の成績を挙げている。東京マイルは器用さのいらないワンターンのコースで、ハーツクライ産駒の特徴である父サンデー譲りの瞬発力と母父トニービンから受け継いだスピードの持続力を生かしやすい点が好走理由のひとつだろう。

今回はハーツクライ産駒のこの馬に注目する。

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■シュリ

父は2005年の有馬記念、06年のドバイシーマCと国内外でGIを2勝したハーツクライ。母父は2000年の愛チャンピオンSなど現役時代にGIを6勝したジャイアンツコーズウェイという配合構成。

2020年の納屋橋S(3勝クラス)を勝利しオープン入りを果たすと、次戦のリゲルS(リステッド)でも好位から抜け出し2連勝でオープン勝ち。その後は重賞の厚い壁に阻まれ二桁着順が続いていたが、3走前の関屋記念で積極的に逃げて2着に好走。スムーズに運べれば重賞でも通用する高いポテンシャルがあることを証明した。

前走の京都金杯は終始外を回って直線伸びず8着に敗退。しかしこれは内を通った馬が上位を独占したように内有利な馬場であった影響がありそうで、4カ月の休み明けを叩いたここはチャンスがありそうだ。

また父ハーツクライ×母父ストームバード系の牡馬は、左回りの芝マイル戦に出走すると【4.5.1.12】、勝率18.2%、連対率40.9%、複勝率45.5%、単回収値130、複回収値138と4割を越える連対率を誇っているように期待値は大きい。回収値についてもプラスを計上しており、得意な条件と言えそうだ。

さらに休養明けを叩いた2戦目に限ると【3.0.0.2】、勝率・複勝率60.0%、単回収値520とその好走確率はグンと跳ね上がる。叩き2戦目でさらにいい走りができれば、関屋記念のようにビッグな配当をプレゼントしてくれるかもしれない。

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文●中井達也(SPREAD編集部)