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【京都記念/穴ライズ】想定“6人気”前後の盲点 「4歳世代の一角、侮るなかれ」

【京都記念/穴ライズ】想定“6人気”前後の盲点 「4歳世代の一角、侮るなかれ」

■マテンロウレオ

今年初戦の前走・中山金杯は、最内の1番枠から出負け気味のスタートとなってしまい、他馬に“蓋”をされて身動きが取れないまま直線へ。直線でも左右から挟まれて窮屈になるシーンがありながらも、最後まで闘志を切らさず勝ち馬ラーグルフから0秒1差の5着まで追い込んできている。人気を下回る結果となったが、本来の走りができなかっただけに評価を下げる必要はない。

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3歳シーズンの昨年は、2月のきさらぎ賞で重賞初制覇を果たし、一躍クラシック候補に名乗り上げ。本番では結果こそ出なかったが、下半期は骨折明けながらリステッドのアンドロメダSを快勝し、次走の中日新聞杯ではGI馬キラーアビリティと同タイムの2着。実力は折り紙付きで、このメンバーでもポテンシャルは互角以上だ。

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昨年のダービー馬ドウデュースや、前述のキラーアビリティに注目が集まっているが、この馬も同じ4歳世代。2戦2勝と得意としている阪神コースであれば、この勢力図に逆転まであっていい。侮ってはいけない存在で、好配当を届けてくれる資格は十分と見た。

■京都記念2023 予想コラム一覧

穴馬予想

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追い切り

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血統予想

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データ傾向

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著者プロフィール

山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。


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