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【ヴィクトリアM/追い切り診断】GI馬にまさかの不満「B」評価 「皮一枚、厚い感が否めない」

 

【ヴィクトリアM/追い切り診断】GI馬にまさかの不満「B」評価 「皮一枚、厚い感が否めない」

■ソングライン

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【中間調整】昨年春はヴィクトリアマイル5着をステップに、安田記念でシュネルマイスター、サリオスらを下し勝利。待望のGIタイトルを掴んでみせた。昨年後半は国内で1戦走って(セントウルSで5着)、海外転戦の予定だったが11月のBCマイルを喉の腫れで回避、12月の香港マイルを蹄の痛みで回避と順調さを欠いてしまった。連覇の掛かった今年2月の1351ターフスプリントが約半年弱ぶりの一戦となったが、ここでは“後方まま”の10着に終わっている。

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その後国内復帰戦としてヴィクトリアマイルを走るのは予定通り。帰国検疫、ノーザンファーム天栄での調整を経て4月14日に美浦へ戻っている。16日に坂路14-14、19日にウッドでさっそく併せ馬を行えているように、海外遠征の疲れは気にしなくていいレベルのようだ。以降、併せ馬で丹念に終いを伸ばすこの馬のいつもの調整が進む。5月3日の1週前追いには今回初コンビを組む戸崎圭太騎手が騎乗し、ウッド3頭併せでジワッと脚を伸ばして最先着を果たした。

【最終追い切り】レース当週も戸崎騎手が騎乗してのウッド3頭併せ。2頭から挟まれる形で直線に入り、目一杯追われる相手に対し脚力の違いを示すように楽々と抜け出す。結局2頭を突き放し、お釣りを残した手応えのまま最先着を果たした。いささか鋭さに欠けたが、抜け出した後も気持ちをしっかり維持できていたのは好感。

【見解】鞍上との意思疎通ぶりは申し分なく脚捌きもまずまず。一見順調そうではあるが、抜け出す際の鋭さに若干だけ物足りなさを感じるところ。体も多少立派に見えるし、いわゆる皮一枚厚い感が否めない。昨年このレースは5着に終わっているが、実戦でゴチャついたのが影響したものでデキとしては万全に見えた。ただし、今年は昨年ほどのデキにはないかもしれない。

総合評価「B」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。

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