【キーンランドC/穴ライズ】前日“10人気”以下の爆穴 「近3走は地力強化を裏付ける走り」

 

【キーンランドC/穴ライズ】前日“10人気”以下の爆穴 「近3走は地力強化を裏付ける走り」

■シナモンスティック

昨夏に2連勝で2勝クラスを勝ち上がった後、3勝クラス卒業に1年を要したが、オープン特別は2戦目の前走・UHB賞を快勝。2走前・福島テレビOPは4着に敗れたものの、後に北九州記念3、4着馬と僅差に入った。近3走は地力強化を裏付ける走りを見せている。

◆【穴馬アナライズ】単勝オッズ“30倍”前後の盲点 「0.4.0.0」が示す洋芝適性は買い

札幌コースは前走の1戦のみ。馬場悪化が懸念されるが、本馬は良馬場経験のみと、未知の部分は大きいが、時計を要するスプリント戦が合うのは戦績が示す通り。前走、札幌芝1200mのUHB賞は逃げ馬の直後をスムーズに追走し、悠々と押し切りV。洋芝適性の高さを示した。

今回は中1週となるが、間隔が詰まったほうが良績を残しているあたり、むしろこのローテが吉と陣営は踏んだか。前走が楽な競馬だったこともあり、デキ落ちはないと見た。有力馬が中団~後方に揃った今回、逃げ馬不在で展開も向く本馬は押さえておいて損はない。

キーンランドカップ2023 予想コラム一覧

騎手データ

◆【騎手データ】J.モレイラ騎手“マジックマン”の裏側 狙いは勝負強い「堅軸」2騎手

追い切り診断

◆【追い切り診断】ナムラクレアを上回る「S」の最高評価 「それにしても今回の動きは圧巻」

Advertisement


◆【追い切り診断】ウインマーベルを超える高評価「A」 「前哨戦としては十二分の仕上がり」

◆【追い切り診断】GI2着馬が辛口評価「B」 「最終追いを札幌芝で行いたかったはず……」

◆【追い切り診断】ナムラクレアに並ぶ「A」の高評価 「前走時と遜色なく、連続好走あり」

データ攻略

◆【データ攻略】枠順確定で“思わずガッツポーズ” 「2.1.0.1」の条件替わりで期待値爆アゲ

◆【データ攻略】想定10人気以下に「3.0.1.0」 穴党なら“問答無用で”印を打つべき1頭

◆【データ攻略】人気一角に「1.2.1.2」 勝負気配は“No.1級”と断言可能な根拠とは

◆【データ攻略】なんと3つの“100%データ”該当 「絶好すぎる舞台」で消しの選択肢は厳禁

穴馬予想

◆【穴馬アナライズ】想定“6人気”前後の妙味 「ガラリ一変の可能性を大いに秘める」

◆【穴馬アナライズ】単勝オッズ“30倍”前後の盲点 「0.4.0.0」が示す洋芝適性は買い

◆【WIN5予想】メインは“想定2桁”オッズ含むタフ馬場歓迎の3頭 新潟2歳Sは上がり最速候補で「一点突破」

◆【危険な人気馬】有力視される上がり馬は“消し”判断 「前走のレースレベルに疑問」

血統傾向

◆【血統傾向】距離短縮の重賞馬に食指 種牡馬データが示す「コース適性」に期待

◆【血統傾向】牡馬混合で輝く配合に妙味 単回収値「464」に上昇でアタマを狙える1頭

◆【血統傾向】重賞初制覇の可能性 条件合致で「5.5.1.11」の本領発揮へ

初モノ馬券術、関連ニュースなど

◆【初モノ馬券術】初ブリンカーで実績馬に食指 単回収値「246」が追い風のアタマ候補

◆【トリプルデータ】人気一角に「勝率57.1%」 心身ともに充実の軸候補

◆キミワクイーン 夏の短距離女王へ余力残し上々の動き 「具合は悪くないけど…」

◆ナムラクレア 仕上げは『さらり』 長谷川師「前哨戦をいい感じで迎えられます」

◆キミワクイーン 重賞連勝だ やっぱり夏は牝馬!前走函館SSで初Vから北都でも

◆勝ち馬最大のプラス馬体重は20kgのブランボヌール 最高齢勝利など「記録」を振り返る

著者プロフィール

山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。