MLBは12日(日本時間13日)、各ポジションごとに最も優れた打者に贈られる「シルバースラッガー賞」受賞者を発表。
ドジャースからは大谷翔平投手、ムーキー・べッツ内野手、テオスカー・ヘルナンデス外野手の3選手が受賞した。
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■お祝いポストにファンの要望が殺到
球団の公式Xは、受賞者3選手それぞれの記念画像と2024年のハイライト動画を投稿。特に大谷は公開から4時間で約3万いいねを集める大反響だったが、コメント数で大差をつけたのは、去就に注目が集まるT・ヘルナンデスだった。
T・ヘルナンデスの投稿には「テオスカーを連れ戻して」「契約書を持ってきて」「長期契約を結ぼう」「今すぐ再契約しろ、さもないと」「毎日テオの契約延長を待っています」など残留を望むファンのコメントで溢れ返った。
T・ヘルナンデスは今季2350万ドル(約36億円)の1年契約でドジャースに移籍。154試合に出場して打率.272、キャリア最多の33本塁打、99打点、OPS.840の成績を残した。7月には自身2度目のオールスターにも出場し、ホームランダービーでは初優勝を飾った。
T・ヘルナンデス自身はかねてよりドジャース残留を熱望しており、球団側は4日(同5日)、定まった金額で1年契約での残留オファーを出すことができる「クオリファイング・オファー(QO)」を提示。提示金額は年俸上位125選手の平均から算出され、今季は過去最高額となる2105万ドル(約32億2000万円)だったが、T・ヘルナンデスにとっては今季の年棒よりも低い金額となる。
しかし、QOの拒否後も再契約は可能。もともとオファーを拒否することが前提の制度であり、T・ヘルナンデスは複数年の契約を望んでいることから、ファンはQOを拒否して複数年の再契約を結ぶことを望んでいる。
果たして、来季もドジャーブルーのユニフォームでベンチを盛り上げるT・ヘルナンデスの笑顔を見ることはできるか。
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