大谷翔平、昨シーズンの反省やメンタルコントホール術を語る 特別インタビューが公開

デサントジャパン株式会社は、2020年1月より販売を開始した新商品『RELAXFIT SHIRT』の発売を記念し、イメージキャラクターで本商品の開発のアドバイザーを務めた大谷翔平選手の特別インタビューを公開。

投手としてはリハビリに専念することになった昨シーズンの振り返りや、日頃意識しているトレーニングメンタルのコントロール法、自ら開発に携わったアンダーウェア『RELAXFIT SHIRT』を着た感想などを語った。

「不完全燃焼」と語る昨シーズン 一方でポジティブな心境も語る

――2年目を振り返ってみていかがでしたか?

大谷:(怪我をしてピッチャーをできず)バッターだけだったので、悔しかったですね。チームも勝てなかったですし。今までのシーズンと比べて数字はそこまで悪いわけではないですけど、自分の“やり切れた感”と“出し切った感”はあまりなかったです。打ち心地がよくなかったりとか、試合での気持ちよさがなかったりとか、不完全燃焼な感じが強かったかなと思いますね。

――昔から悔しさをバネにしてきましたか? それとも楽しさの中から上達してきたのでしょうか?

大谷:どちらも両方あると思いますが、誰かに勝ちたいと思ったことはあまりないので、自分のできることが増えることが嬉しいという思いが強いですね。例えば「何キロしか投げられなかったけれど、練習してもっと速く投げられるようになった」とか、そういうところで楽しんできました。プロ野球選手の誰かみたいになりたいということもなかった。自分は自分として、ゲームみたいな感覚ですね、自分を育成していくみたいな。そういう感覚で練習してましたし、趣味みたいなところもありました。

――すごい感覚ですね(笑) 反対に、今シーズン良かったと思うことはありますか?

大谷:ピッチャーがない分バッターとして試せる量は多かったので、失敗も多かったですけど、勉強できたことは例年と比べて多かったです。

――練習や実践で試す中で、自分の課題を書き留めたりするのですか?

大谷:もちろん書いてます。一日一日iPadに「これは良かった・悪かった」「明日はこうしてみよう」というのを日記のようにつけていて、どんどん貯めていく感じですね。シーズンの中で、調子のいいとき・悪いときはあるので、調子のいいときはこういう感覚でやっていた、悪かったときはこうだな、というのを擦り合わせていくと、答えが見えてきたりするので。シーズンの中だけではなくて、来年のヒントになったりもする。現役が終わったときにも、一年目の自分はこう考えていたという気づきがプラスになると思っています。

――怪我をして(ピッチャーを)休んでいる間、“野球ができない苦しみ”をどのように乗り越えましたか?

大谷:僕はバッターがあったので試合に出ることもできて、ラッキーだなと思ってました。投げられない、じゃなくて、打てるという考え方にシフトしました。バッターとして打てる量は確保できて、試せる量は増えるので。

――次はどのようなシーズンにしていきたいですか?

大谷:毎年、自分のベストな年にしたいと思ってますね。失敗は失敗でいいと思いますけど、成功しても気持ちよく野球をやれていないと意味がないと思うので、なによりも気持ちよく野球をやることができたらと思います。

野球への熱い想い「将来新たなポジションができるかどうかは僕次第」

――野球が自分の価値観や考え方に影響を与えた、と感じることはありますか?

大谷:15歳のころから寮生活をして、プロに入ってからも色々な人、様々な国の人と生活してきた中で、成長できたと思います。自分に合わない人も必ずいますけど、自分は同じことをやらないようにしようとか、先輩の良いところを真似してみようとか。

――“野球人”として目指しているゴールはありますか?

大谷:僕はピッチャーとバッターどちらかに絞らずにやっていることで、狙える賞が明確にあるわけではないので、難しいところではありますね。だからこそ、自分の「投げる・打つ」を高めていきたい。そういう中で、「ツーウェイ・プレーヤー」という枠ができたことはありがたいですね。将来的にそのようなポジションが選択肢の一つとして広がっていくかどうかは、僕次第みたいなところもあると思っています。

――将来子供が生まれたら野球をやらせたいですか?

大谷:もし野球を選んでくれたら嬉しいですね。でも、楽しんでやってくれたらどんなスポーツでもいいと思います。

 

バッターでは“リラックス” ピッチャーでは緊張

――試合でリラックスしてプレーするのをサポートする、というのも今回の『RELAXFIT SHIRT』が目指すところなのですが、そもそも大谷選手は試合の時緊張しますか? あるいはリラックスしていますか?

大谷:投げるときはしますね、でも打つときは緊張したことないです、ほぼ。投げるのはそのピッチャーのせいで試合が終わったりするので。バッターは初回で失敗しても守備で取り返したりとか、次のチャンスで挽回できたりするけれど、ピッチャーはそのピッチャーのせい・おかげになってしまうので、その重要性を感じると緊張します。

――ピッチャーとして感じる緊張には、どのように向き合って乗り越えていますか?

大谷:緊張しないようにしようとするとうまくいかないので、緊張している分だけ「今日の試合ではどのような発見があるのかな」とかプラスの要素をなるべくイメージして、“緊張”と“楽しみな気持ち”が大体五分五分で釣り合っていると、良い精神状態で試合に臨めると思っています。試合前は、この状態に持っていけるように調整します。

――普段、プライベートで野球から離れてリラックスすることはありますか?

大谷:僕はトレーニングが好きなので、それがリラックスになっているというのはあると思います。やらないとモヤモヤしますね。罪悪感じゃないですけど、やるべきだったのにやらなかったなとか。あとは、自分の自転車でどこかに行くのにハマってます。今までママチャリしか乗ったことなかったんですけど(笑)、トレーニングとして良い自転車を買って、楽しんでます。

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