【安田記念/血統傾向】牡馬混合で輝く配合に妙味 単回収値「194」に上昇で激走の予感

 

【安田記念/血統傾向】牡馬混合で輝く配合に妙味 単回収値「194」に上昇で激走の予感

4日に東京競馬場で行われる安田記念(GI、芝1600m)の「血統傾向」を分析する。

2018年以降の安田記念で3着内に入った種牡馬データを集計した下記の血統表をもとに推奨馬を紹介する。

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■3連覇中のディープインパクト系

過去5年、サンデー系種牡馬が4勝を挙げる活躍を見せており、そのなかでもディープインパクト系種牡馬が優秀。その成績は【3.1.0.17】で勝率は14.3%、複勝率は19.0%、単勝回収値は322と優れた数値を示している。

さらに昨年はキズナ産駒のソングラインが勝利し、現在3連覇中であり、その勢いは際立っている。今年もディープインパクトの血には注目すべきだろう。

一方、ロードカナロア産駒は【0.1.1.4】と不振傾向。特にGI9勝馬・アーモンドアイが2019年3着、20年2着と勝利を収めることができなかった点は考慮すべき点。ロードカナロア自身は過去に安田記念を制しているが、産駒に関してはこのレースとの相性が良くない可能性は高そうだ。

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今年の安田記念には、昨年のNHKマイルC覇者・ダノンスコーピオンや京王杯SCを勝ってここに挑んでくるレッドモンレーヴと2頭のロードカナロア産駒が出走してくるが、血統傾向からは推しづらい。

このようにディープインパクト系種牡馬が得意とする理由は、コース形態とレース展開にある。東京芝1600mはコーナー2つのワンターンで行われ、加えて短距離路線からの参戦もあり、スタートからゴールまでペースが緩まず、スピード勝負になりやすい。

近年は勝ち時計1分30秒台から31秒台の高速決着となり、レース上がり3Fは32~33秒台へ突入。スピードと瞬発力に長けたディープインパクトの血が活きるというわけだ。

今回はディープインパクトの血を持つミッキーアイル産駒に注目する。

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■メイケイエール

父はマイルCS勝ちなどGI2勝のミッキーアイル、母父はキングジョージ6世&クイーンエリザベスS勝ち馬のハービンジャー、近親にヴィクトリアマイル勝ちなどマイルGI3勝馬・ソダシがいる血統構成。

桜花賞以来のマイル戦出走となる本馬。気性難のためスプリント路線で活躍をみせてきたが、血統からみると本来はマイルが適舞台。今年の安田記念ではテンが速い馬の出走が多く、ペースは流れる見込みで、折り合いの面でも我慢が効き、有利な展開になる可能性も高い。

前走後には池添ジョッキーが「少し運が向けばGIにも手が届く」と語っているように、GIの舞台でもポテンシャルはトップクラス。前走の大敗と距離延長を嫌われて人気を落とす今回こそ、狙い時だろう。

また、血統面のデータを見ていきたい。父ミッキーアイルの牝馬は、2018年以降、芝の1600mに出走すると【8.7.5.48】という成績で、勝率11.8%、複勝率29.4%であり、複勝回収値も149と高く、人気薄の馬も馬券圏内に絡んでいることがわかる。

さらに、牡馬混合戦では【5.2.2.10】という驚異的な成績を誇り、勝率26.3%、複勝率47.4%、単勝回収値194と圧倒的な実績を持つ。これに対し牝馬限定戦の勝率5.7%、単勝回収値8と一目瞭然の差がある。このようにミッキーアイル産駒の牝馬は牡馬混合戦でこそ輝く可能性が高いのだ。

そしてメイケイエール自身は過去3度、マイル戦を使っているが全て牝馬限定戦だった。今回はそれとは異なるハイレベルな牡馬混合GIレース。そのレースレベルの変化によってスイッチが入り、本来のポテンシャルが引き出され、激走してもおかしくないだろう。

この強い血統データの後押しもありこの馬を推奨したい。

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文●中井達也(SPREAD編集部)


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