【中山記念/追い切り診断】重賞未勝利でも最高評価「S」 気迫の最終追いで「勝ち負け濃厚」

■アドマイヤハダル

【中間調整】若葉Sを快勝し、皐月賞では2着にクビ+クビ差の4着と3歳春の時点でポテンシャルの高さを示したが、日本ダービーで大敗。その後は成長優先で菊花賞など秋の大レースは見送り、約半年間の休養を経て、ここまでリステッド競走を2回走ってディセンバーS5着、白富士S2着と着実に良化気配を感じさせている。前走後は在厩で様子を見つつ金鯱賞などに進む可能性もあったようだが、近2走連続で手綱を握っていた横山武騎手が騎乗可能となり、中山記念への進出が決まった。前走時である程度の段階まで気配は上がっており、負荷はそこまでではないが1週前のCW併せ馬では余力を十分に残し、6F80秒を切る好時計をマーク。目標とした古馬2勝クラスを子供扱いにした。

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【最終追い切り】輸送を控えた今週は確認程度の坂路単走。それでも高いモチベーションを誇示するように、序盤から抑え切れない手応えでグイグイ進んでいき、ラストの促しにはさらに重心をグンと沈めた。気迫十分。

【見解】3歳時はスレンダーな馬体だったが、目下ムキムキ。パワーアップぶりは著しく、長期休養の判断は吉と出たようだ。気持ちの面も2回使われたことで乗りに乗っているような雰囲気。最終追いで見せた、とても単走とは思えない気迫は特筆モノだった。勝ち負け濃厚。

総合評価「S」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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