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【中山記念/人気傾向】1人気が連勝中も、注意すべきは2人気との「オッズ差」

【中山記念/人気傾向】1人気が連勝中も、注意すべきは2人気との「オッズ差」

27日に中山競馬場で行われる第96回・中山記念(GII、芝1800m)のデータを紹介する。

前走マイルCSで3着好走のダノンザキッド、好メンバーが揃った白富士Sで2着のアドマイヤハダル、昨年の福島記念覇者・パンサラッサ、東京新聞杯3着のカラテらが出走予定だ。

ここでは予想のヒントになる「人気傾向」を分析していく。

◆【中山記念2022予想/追い切り診断】人気一角は及第点「A」評価 押せ押せローテも「使ってさらに上向き」

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■1~3番人気が優勝を分け合う

過去10年の上位人気馬を読み解くと、1番人気は【3-0-0-7】勝率30.0%となっており、昨年のヒシイグアス、20年のダノンキングリーとここ2年は人気に応える結果を残している。ただ、馬券に絡んだのがわずか3回のみとなっている。

1番人気と同じ勝利数を挙げている2番人気は【3-2-2-3】勝率30.0%、連対率50.0%、複勝率70.0%と勝率、連対率、複勝率ともにトップの数値を誇っている。ただし、昨年の2番人気バビット(単勝3.7倍)は大きく期待を裏切る14着となっているだけに、警戒が必要だろう。

次に、1、2番人気と同じ3回の優勝をしている3番人気は【3-1-1-5】勝率30.0%、連対率40.0%、複勝率50.0%、単勝回収率182%と好成績をのこしているが、17年のネオリアリズムが1着になって以降は馬券に絡んでいない。

また、4~8番人気は【1-7-7-35】と2、3着に入ることが多く、昨年も2着に5番人気ケイデンスコール、3着に7番人気ウインイクシードと、4番人気以下が馬券に絡んでいる。

今回は、実績馬が集まったマイルCSで3着と好走したダノンザキッドの1強となりそうだが、他は混戦となりそうだ。ただ、1番人気と2番人気のオッズ差が開いた時(2.2以上になった場合)、1番人気は馬券圏外に沈んでいる。18年の1番人気5着ペルシアンナイト(単勝2.1倍)、2番人気ウインブライト(単勝5.3倍)や12年の1番人気10着トゥザグローリー(単勝1.9倍)、2番人気レッドデイヴィス(単勝5.6倍)のように1強となったときは特に注意が必要だ。

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今回、1番人気と2番人気のオッズ差があるようならダノンザキッドへのマイナスデータとなりそうだ。

▼その他、過去10年データ傾向
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◆【血統傾向】惨敗続きの穴馬に”妙味” 単回収値「959」の復活を期す重賞馬

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◆【脚質傾向】先行が驚異の「勝率90.0%」も、好走に必要な条件とは

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◆【前走ローテ】注目すべきはレースのクラスも、連対への「必須条件」とは

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中山記念2022予想コラム一覧

▼追い切り診断
◆【S評価】重賞未勝利でも最高評価「S」 気迫の最終追いで「勝ち負け濃厚」

◆【A評価】人気一角は及第点「A」評価 押せ押せローテも「使ってさらに上向き」

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◆【A評価】ダノンを上回る「A」評価は穴馬 陣営評を覆す「乗り込みの質と量」

◆【B評価】上位人気に不満の「B」評価 ギアの入りが半端「万全とは言えない」

▼穴馬予想
◆【穴馬アナライズVol.1】単勝オッズ“2桁”以上の刺客 「舞台が中山ならアタマも狙える」

◆【穴馬アナライズVol.2】想定“7人気”前後の盲点 「前走大敗でここは妙味あり」

◆【穴馬アナライズVol.3】惨敗続きで“下位人気”の爆穴 「カギを握る先行勢の一発」

◆【危険な人気馬-前編】上位人気の一角は“消し” 春の中距離路線を占う一戦で「買うべきではない」1頭とは

◆【危険な人気馬-後編】高配当メーカーの爆穴に再度注目 逃げ馬多数でも「展開不問」

▼データ予想
◆【騎手データ】前日20倍前後でも侮れない人馬 「連対率100%」に該当で軽視禁物

◆【データ攻略-前編】人気の一角に「連対率0%」の壁 目下充実も舞台替わりに警鐘

◆【データ攻略-後編】想定30倍前後の盲点 条件好転で「馬券内率100%」が後押し

文・SPREAD編集部

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