【中山記念/追い切り診断】ダノンを上回る「A」評価は穴馬 陣営評を覆す「乗り込みの質と量」

■ガロアクリーク

【中間調整】スプリングSを勝ち、皐月賞3着など3歳シーズンは存在感を発揮したが、4歳となった昨年はハ行で都大路Sを除外、実戦復帰のエプソムCは12着に大敗と力を出せずに終わった。その後も右前の球節を痛めるなど脚部不安を抱え、復帰は延び延びに。それでも今年1月下旬の帰厩からは順調に来ていることから、同月末の段階で中山記念の復帰が内定した。以降、ウッド中心にきっちり負荷を掛ける稽古を消化。当初は馬場入りをゴネるなど、なかなか走る方に気持ちが向いてこなかったようだが、乗り込みを重ねるごとに前向きさが戻ってきている。1週前のウッド3頭併せでは先行2頭の外に持ち出され、ダイナミックな加速からそれぞれに先着を果たした。格下相手ではあったが、復調気配を大いに感じさせる動きだったと言える。

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【最終追い切り】美浦ウッドで田辺騎手が騎乗。準オープン馬を外から大きくマクる形の併せ馬を行った。相手は稽古駆けする馬だし、コーナーで外を回った分のロスもあり直線半ばでもまだ前との差はあったが、仕掛けに鋭く反応し最後は1馬身抜け出しての先着を果たした。

【見解】脚部不安があり、8カ月半のブランク明けとは思えないいい動きを連発。“休み明けは走れない”という陣営評だが、4カ月ぶりで距離不向きのセントライト記念でも0秒4差3着に入れており、そこまで苦手とも思えない。今回は休みが長い分、乗り込みの質・量ともに相当なレベル。重賞勝ちがある条件でもあり、復帰戦でさっそく好走があっても不思議はない。

総合評価「A」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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