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【弥生賞/前走ローテ】ハイレベルのホープフルS組は“劣勢”も 注目は1800mから参戦の爆穴

 

【弥生賞/前走ローテ】ハイレベルのホープフルS組は“劣勢”も 注目は1800mから参戦の爆穴

6日に中山競馬場で行われる第59回・弥生賞(GII、芝2000m)のデータを紹介する。

無敗で朝日杯フューチュリティSを制したドウデュース、京都2歳Sを優勝したジャスティンロック、きさらぎ賞の覇者マテンロウレオ、ホープフルSで3着に好走したラーグルフなどが出走予定だ。

ここでは過去10年のレース結果を基に予想のヒントになる「前走ローテ」を分析していく。

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■ホープフルS組が若干劣勢も

過去10年で好成績を収めているのは若駒S組。2016年にマカヒキが勝利し、14年にはトゥザワールドがこのローテで勝利を収めている。今年は若駒Sを制したリューベックが登録しているが、昨年から中京競馬場での施行となっているため注意が必要だろう。

若駒S 【2-1-0-2】 勝率40.0%、連対率60.0%、複勝率60.0%
朝日杯FS 【1-2-3-2】 勝率12.5%、連対率37.5%、複勝率75.0%
ホープフルS 【1-1-4-8】 勝率7.1%、連対率14.3%、複勝率42.9%
東スポ杯2歳S 【1-1-0-0】 勝率50.0%、連対率100.0%、複勝率100.0%
きさらぎ賞 【1-0-1-3】 勝率32.0%、連対率32.0%、複勝率64.0%
500万 【1-0-0-8】 勝率11.1%、連対率11.1%、複勝率11.1%
共同通信杯 【1-0-0-4】 勝率20.0%、連対率20.0%、複勝率20.0%
京都2歳S 【1-0-0-1】 勝率50.0%、連対率50.0%、複勝率50.0%
1勝クラス 【1-0-0-1】 勝率50.0%、連対率50.0%、複勝率50.0%

次点は朝日杯フューチュリティS組、ホープフルS組、東スポ杯2歳S組、きさらぎ賞組、共同通信杯組、京都2歳S組、1勝クラス組が勝利数を分け合っている。なかでもホープフルS組は昨年タイトルホルダーが1着、ダノンザキッドが3着に好走し、2020年にはワーケアが2着、オーソリティが3着に好走するなど、GI昇格後に好成績を収めている。今年該当するのはホープフルS3着のラーグルフ、5着ボーンディスウェイの2頭のみとなっている。

また、前走の距離別に成績を分けてみると以下の通り。

1600m 【1-4-3-16】 勝率4.2%、連対率20.8%、複勝率33.3%
1800m 【4-2-1-25】 勝率12.5%、連対率18.8%、複勝率21.9%
2000m 【5-4-6-38】 勝率9.4%、連対率17.0%、複勝率28.3%

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最も馬券に絡んでいるのは前走2000m組の15回となっているものの、勝率でトップの成績を収めているのは前走1800m組だ。2019年にはシュヴァルツリーゼが東京芝1800mの新馬戦から弥生賞に駒を進めいきなり2着に好走し、18年に2着となったワグネリアンや15年に優勝したサトノクラウンは東スポ杯2歳Sからのローテだった。

さらに1800m組で馬券内に好走した7頭のうち5頭はいずれも東京芝1800mという共通点があり、今回これに該当するのは共同通信杯9着だったアケルナルスター1頭のみとなる。

アケルナルスターは近走の結果からも人気を背負わずレースを迎えられそうなだけに、この馬が波乱を巻き起こすことも想定しておきたいところだ。

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文・SPREAD編集部