【弥生賞/血統傾向】コース相性も問題なし 中山芝で単回収値「248」の良血馬に“買い”のジャッジ

6日に中山競馬場で行われる弥生賞(GII、芝2000m)の「血統傾向」を分析する。

今年は、デビューから無敗で朝日杯FSを制したドウデュースや、きさらぎ賞からの重賞連勝を狙うマテンロウレオをはじめ、京都2歳Sを勝つなど2連勝中のジャスティンロック、ホープフルS3着から初重賞制覇を狙うラーグルフら新進気鋭なメンバーが揃った。

ここでは、血統データから読みとく弥生賞の推奨馬を紹介する。

◆【弥生賞ディープインパクト記念2022予想/追い切り診断】有力馬を上回る「A」評価は穴馬 気配上々で「上位食い込みは十分」

【弥生賞/追い切り診断】有力馬を上回る「A」評価は穴馬 気配上々で「上位食い込みは十分」

■近年はディープ産駒とトニービン内包の種牡馬に注目

データは2018年以降の弥生賞と皐月賞を集計。3着内馬の血統表は以下の通り。

ディープインパクト産駒が【3-0-1-11】(勝率20.0%、連対率20.0%、複勝率26.7%/単回収値297)と好成績を残している。また、好走馬の母系をみていくと、サトノフラッグ(母父Not For Sale)やメイショウテンゲン(母母父Sadler’s Wells)などパワーやスタミナを活かした配合の活躍が目立つ。これは、中山芝2000mというコースが、スタートしてすぐとゴール前の2度、急勾配の上り坂があるコース形態であるため、坂に負けないパワーやスタミナが要求されるからだろう。

今年のディープ産駒はアスクビクターモアが出走を予定しているが、母父に凱旋門賞馬のRainbow Quest(レッドゴッド系)を内包している血統で、前述のパワーやスタミナを有しており好走条件に合致する。

また、父ディープ×母父レッドゴッド系の牡馬は、芝左回りのコースだと【1-4-4-36】(勝率2.2%、連対率11.1%、複勝率20.0%/単回収値4)に対し、芝右回りコースだと【9-9-8-38】(勝率14.1%、連対率28.1%、複勝率40.6%/単回収値42)。さらに、2000m以上に絞ると【5-4-2-5】(勝率31.3%、連対率56.3%、複勝率68.8%/単回収値76)と右回りの中距離以上のレースは一番得意としている条件と言える。

加えて、2021年のホープフルSを制したキラーアビリティ(父ディープ×母父レッドゴッド系)や昨年の弥生賞で6番人気3着と好走したステラヴェローチェ(父バゴ×母父ディープ)など、ハイレベルな重賞で結果を残している点も心強い。以上の血統面の後押しからアスクビクターモアを穴候補として推奨したい。

一方で、ドゥラメンテ、ハーツクライ、ジャスタウェイなどトニービンを内包している種牡馬が好走している。今年出走予定の該当馬はドウデゥースボーンディスウェイマテンロウレオジャスパージェットの4頭だが、その中で注目したいのは、ドウデュースだ。

今回初めての中山になるが、ハーツクライ×ボールドルーラー系の3歳牡馬は中山競馬場で【3-0-1-7】(勝率27.3%、連対率27.3%、複勝率36.4%/単回収値248)と相性の良さを示している。また、マイルから初の2000mへの距離延長になるが、距離延長で迎える芝2000mに出走すると【3-2-3-13】(勝率14.3%、連対率23.8%、複勝率38.1%/単回収値50)と安定した結果を残している。このことから距離延長への懸念は不要と判断でき、軸に最適な一頭として同馬を推奨したい。

▼その他、過去10年データ傾向
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弥生賞ディープインパクト記念2022予想コラム一覧

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▼データ予想
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文・中井達也(SPREAD編集部)


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