Advertisement

【日経新春杯/前走ローテ】GI組のヴェルトライゼンデは“消し” 馬券内率5割超えに警戒

日経新春杯_前走レース

15日に中京競馬場で行われる第70回・日経新春杯(GII、芝2200m)の過去10年データを紹介する。

前走・ジャパンCで勝ち馬から0秒1差の3着に入ったヴェルトライゼンデ、次週のAJCCにも登録している前走・オールカマー3着のロバートソンキー、前走・グレイトフルSと昨年の京都新聞杯で2着に入ったヴェローナシチー、昨年の菊花賞以来となるヤマニンゼストなどが出走予定となっている。

ここでは予想のヒントになる「前走ローテ」を分析していく。

◆【日経新春杯2023予想/危険な人気馬】人気の古豪は“消し” 「馬券内率わずか10%の過酷条件」

Advertisement

■菊花賞組は厳しい

過去10年で、最多3勝しているのが前走・菊花賞組で【3.0.0.8】。2019年のグローリーヴェイズ、17年のミッキーロケット、14年のサトノノブレスが該当するが、この3頭は掲示板内に入っていただけに、今年は6着のヤマニンゼストと7着のプラダリアには厳しいデータとなる。

[日経新春杯]過去10年の前走ローテ

菊花賞 【3.0.0.8】 勝率・連対率・複勝率27.3%
グレイトフルS 【2.1.0.3】 勝率33.3%、連対率・複勝率50.0%
日本ダービー 【2.0.0.0】 勝率・連対率・複勝率100%
金鯱賞 【1.0.2.4】 勝率・連対率14.3%、複勝率42.9%
北野特別 【1.0.0.0】 勝率・連対率・複勝率100%
関ケ原S 【1.0.0.0】 勝率・連対率・複勝率100%

Advertisement

次点で2勝しているのが前走・日本ダービー組とグレイトフルS組。今年の登録馬に日本ダービーからの直行組は不在だが、グレイトフルS組はヴェローナシチーが該当する。

グレイトフルS組で馬券に絡んだのは2020年に優勝したモズベッロ(前走4着)、19年2着のルックトゥワイス(前走1着)、18年に優勝したパフォーマプロミス(前走1着)の3頭。2着だったヴェローナシチーには、追い風になりそうだ。

Advertisement

◆【日経新春杯2023予想/追い切り診断】ヴェルトライゼンデを上回る最高評価「S」 「ここへ来て本格化」

■GI組に“黄信号”

前走・重賞組の中でもGI組は【5.1.0.26】と最多5勝だが、菊花賞組3勝、日本ダービー組2勝、有馬記念組2着1回と、いずれも明け4歳馬だった。今年、上位人気が予想されるヴェルトライゼンデは6歳であり、前走から斤量が増加時の馬は【0.2.3.12】と12頭が馬券外。データ上は「危険な人気馬」となる。

次点で優勝回数が多いのが、3勝クラス組で【3.4.2.18】となっている。今年、該当するのは前走・グレイトフルS1番人気2着のヴェローナシチーのみ。前走・3勝クラスで1番人気だった馬は【2.3.1.5】の複勝率54.5%と好走率が高く、加えて斤量減の馬は【9.6.4.68】と好走条件が揃っている。

▼その他、過去10年データ傾向
◆【枠順】ヴェローナシチー川田は昨年Vと同じ5枠 ヴェルトライゼンデは「外差し」中京で試練の2枠

◆【脚質傾向】最多5勝の「差し」が有利 狙いは中京芝レース“上がり最速”実績

◆【動画プレーバック/日経新春杯2022】1人気ステラヴェローチェを外からヨーホーレイクが最速の上がりで差し切り重賞初制覇

日経新春杯2023予想コラム一覧

▼騎手データ
◆【騎手データ】条件合致で“勝率6割超” アタマで強気に勝負できる名手とは

▼追い切り診断
◆【追い切り診断】重ハンデ“お構いなし”の高評価 「出色の時計で万全の態勢」

◆【追い切り診断】ヴェルトライゼンデを上回る最高評価「S」 「ここへ来て本格化」

◆【追い切り診断】4歳馬の一角に辛口「B」評価 「絞りづらい厳寒期の難しさか」

◆【追い切り診断】4歳馬で最上位の「A」評価 「悩み解消でしっかりと攻め強化」

▼データ攻略
◆【データ攻略】2つの「馬券内率100%」が後押し 「地力強化」で重賞初タイトルへ

◆【データ攻略】人気一角に「連対率80%」の追い風 国際GI馬にも該当した好条件

◆【データ攻略】“変態的”パフォーマンスに警戒 「2.0.0.1」より注目すべき濃厚な中身

◆【データ攻略】特定条件の馬券内率は100% 波乱演出の「激走馬2頭」にも該当

▼穴馬予想
◆【穴馬アナライズVol.1】馬券内で“万馬券”射程 「惨敗続きで人気落ちのここが狙い目」

◆【穴馬アナライズVol.2】単勝オッズ“2桁”確定 「待ってましたの好走条件で急浮上」

◆【穴馬アナライズVol.3】想定“10人気”前後の伏兵 「ドンピシャ条件でハマる可能性は大」

◆【危険な人気馬】人気の古豪は“消し” 「馬券内率わずか10%の過酷条件」

▼血統傾向
◆【血統傾向】同条件で馬券内率6割の“軸”候補 「3.2.1.4」を誇る1月の非根幹距離

◆【血統傾向】距離短縮で単回収値「999」に上昇 「このコースでは無視できない配合」

文●SPREAD編集部


この記事が気に入ったらフォローしよう

最新情報をお届けします