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【フェブラリーS/脚質傾向】距離不安説のレモンポップを差し切る、「上がり最速」を狙え

フェブラリーステークスの脚質傾向データ
フェブラリーステークスの脚質傾向データ

19日に東京競馬場で行われる第40回フェブラリーS(GI、ダ1600m)の過去10年データを紹介する。

前哨戦・根岸S勝ち馬のレモンポップ、鞍上・戸崎圭太騎手で挑むドライスタウト、昨年の帝王賞覇者メイショウハリオ、地方9勝のスピーディキック(浦和)、米GI・BCマイル2着馬シャールズスパイト(カナダ)など、多彩な顔ぶれが出走予定。

ここでは予想のヒントとなる「脚質傾向」を分析していく。

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■「先行」有利も穴を開けるのは「差し」

過去10年、逃げ【1.1.0.8】、先行【5.2.2.30】、差し【3.6.5.46】、追込【1.1.3.44】と、「先行」有利となっている。昨年も4角1~3番手の馬が上位を独占。カフェファラオは先行押し切りで2連覇を達成した。

今年は全10走すべて好位追走から7勝2着3回のレモンポップが最右翼。また、昨年本競走で逃げて2着のテイエムサウスダン、1400m以下でも先行できるヘリオスやケイアイターコイズらスピード豊かな先行勢が揃った。

ただ、穴を開けているのは差し馬。昨年こそ不発に終わったが、それでも15番人気タイムフライヤーは4角10番手から5着に上がった。一昨年は9番人気エアスピネルが4角9番手から2着、2020年も16番人気ケイティブレイブが4角9番手から2着に突っ込んで波乱を演出している。

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上がり3F1位は【2.4.3.2】。7年連続で馬券内を確保しており、上がり最速はキーワードの一つ。レモンポップを追い込んだ末脚の持ち主ギルデッドミラーの回避は残念だが、そのレモンポップに距離不安説が囁かれるなか、やはり「差し」には警戒しておきたい。

上がり35秒台を使えるレッドルゼル、前走・すばるSで差す競馬を見せたドライスタウト、除外対象だが出走できれば安定した末脚を持つタガノビューティーはマークしておきたい。

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文●SPREAD編集部


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