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【中山記念/脚質傾向】4角4番手以内が10連勝中も、先行馬を脅かす「上がり3F最速」

【中山記念/脚質傾向】4角4番手以内が10連勝中も、先行馬を脅かす「上がり3F最速」
[中山記念]過去10年の脚質傾向

26日に中山競馬場で行われる第97回中山記念(GⅡ、芝1800m)の過去10年データを紹介する。

昨年の秋華賞馬スタニングローズ、香港GI・香港C2着のダノンザキッド、昨年の宝塚記念2着のヒシイグアス、チャレンジCで重賞2勝目のソーヴァリアント、NHKマイルC覇者のシュネルマイスターイルーシヴパンサーラーグルフの東西金杯の勝ち馬などが出走予定。

ここでは予想のヒントとなる「脚質傾向」を分析していく。

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■圧倒的「前」有利なレース

過去10年、逃げ【1.0.3.6】、先行【9.6.3.17】、差し【0.3.4.33】、追込【0.1.0.37】と、圧倒的に「先行」が有利となっている。毎年、4角4番手以内の馬が必ず馬券内に入線しており、現在10連勝中。2012年に4角6番手のフェデラリストが制したが、それでも2着には逃げた7番人気のシルポートが粘った。

[中山記念]過去10年の脚質傾向

ソーヴァリアントは初の1800mで先行できるかがカギとなるが、1800m以下でも先行経験があるスタニングローズダノンザキッドヒシイグアスらには頼もしいデータとなる。

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「逃げ」に関してはハイペースでこそ本領発揮となる。過去10年、馬券内に好走した逃げ馬4頭のうち、3頭は序盤から快調に飛ばし、ハイペースと持ち込み粘り込んでいる。

昨年はパンサラッサが前半1000m57秒6で通過し、さらに道中、2着馬とは5馬身ほど差をつける大逃げで完勝した。トーラスジェミニショウナンマグマドーブネらはハイペースを刻めば、波乱を演出できる。

最後に「差し」「追込」だが、一見するとノーチャンスにも見えなくはない。しかし、差し・追込馬で上がり3F最速かつ4角地点で5番手から9番手の位置にいた場合、【0.3.2.2】複勝率71.4%まで跳ね上がる。とくにマイル戦で後方から上り32秒半~33秒台の脚を使えるイルーシヴパンサーシュネルマイスターには警戒が必要だ。

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文●SPREAD編集部


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