【中山記念/追い切り診断】ダノンザキッドを上回る「S」の最高評価 「精神、肉体面で充実期」

 

【中山記念/追い切り診断】ダノンザキッドを上回る「S」の最高評価 「精神、肉体面で充実期」

■ソーヴァリアント

【中間調整】骨折による10カ月休養からの復帰戦だった2走前のオールカマーで、レース中に心房細動を発症し13着入線後にジョッキーが下馬。しかし翌日には通常の状態に戻ったのことで、あくまで一時的なものだったよう。放牧を挟んで、仕切り直しの一戦だった前走・チャレンジCは速い流れを好位で追走するも、直線でも勢い衰えることなく抜け出し、1馬身3/4差の完勝を収めた。その後は今期の飛躍を期し、1月半ばの段階で始動戦を中山記念に設定。2月2日に美浦へ戻り、5日に初時計として坂路14-14を消化している。以降、ウッドと坂路を併用するいつも通りの調整過程を踏み、1週前追いのウッド併せ馬には横山武史騎手が騎乗。序盤から意欲的にスピードに乗っていき、大きく先行した3歳未勝利を外からマクって最後は半馬身先着という豪快な動きを見せた。5F64秒0(強め)は自己ベストを大幅に更新。

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【最終追い切り】この日は終い重点のウッド併せ馬。2頭を追走すると3頭併せで、直線では最内へ。貫禄十分のブレのない動きで、併走相手が伸びてくると即応し滑らかにギアチェンジ。ラストは楽々抜け出し最先着を果たした。ラストはまったくの馬なりで1F11秒2と絶品の切れ。

【見解】序盤から速いラップを踏み、最後は気合いを入れられ先行馬をねじ伏せた1週前。ゆったりと進み、最後に溜めた脚を弾けさす感覚に磨きを掛けた最終追いと、メリハリの効いた調整過程に好感が持てる。実際の動きも文句のつけようがなく、意図した以上の反応。精神面、肉体面で最充実期を迎えた感があり、目下絶好調。

総合評価「S」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。