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【中山記念/データ攻略】重賞ウイナーに勝率“7割”の追い風 軽視禁物の「5.1.0.1」条件で買い

【中山記念/データ攻略】重賞ウイナーに勝率“7割”の追い風 軽視禁物の「5.1.0.1」条件で買い

今週は中山競馬場で中山記念(芝1800m)が行われる。開幕週での施行ゆえ、逃げ先行馬の激走が目立つレース。次走に大舞台を見据えたGI馬が馬券外に敗れるケースも珍しくなく、波乱傾向が強い一戦と言えるだろう。

過去10年のデータ分析から浮かび上がったキーワードをもとに出走馬を分析していく。ここでは「プラスデータ」としてイルーシヴパンサーを取り上げる。

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■良馬場では抜群の安定感

前走京都金杯で2勝目となる重賞勝利を飾った馬。とはいえ当時は左回りのマイル戦で、右回りの1800m替わりの今回は一筋縄ではいかない印象もあるが、明確なプラス材料となる以下データをお伝えしたい。

・良馬場の成績【5.1.0.1】

この馬で強調したいのは馬場適性。前走のような良馬場芝では【5.1.0.1】とほとんど大崩れがなく、唯一の馬券外はスムーズさを欠いた安田記念に限定されていたのだ。

過去に3度使われた中山芝はすべて稍重-重。その3戦で中山適性を疑問視するには早計と言えるだろう。開幕週で良馬場が見込める日曜中山芝なら軽視は禁物だ。

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著者プロフィール

田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家
競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。


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